映画『ChaO』ジャパンプレミア舞台あいさつに出席した(左から)山田杏奈、鈴鹿央士、太田駿静 (C)ORICON NewS inc. 俳優の鈴鹿央士(25)、8人組ボーイズグループ・OCTPATHの太田駿静(25)が1日、都内で行われた映画『ChaO』(8月15日全国公開)ジャパンプレミアの上映前舞台あいさつに登壇し、初対面とは思えない仲の良さを見せた。
【写真】ドルフィンショーを楽しんでいた山田杏奈&鈴鹿央士&太田駿静 舞台あいさつには、船舶をつくる会社で働く普通のサラリーマン・ステファン役の鈴鹿、人魚の王国の姫・チャオ役の山田杏奈、たまたまステファンのことを取材することになった新米記者・ジュノー役の太田、青木康浩監督が登壇した。
トーク中、たびたび目を合わせ、ひそひそと何かを話す姿を見せた鈴鹿と太田。司会に「そこ!2人でイチャイチャしないでください」と注意されると、鈴鹿が「お腹が鳴りました…」と告白。”本作の魅力”について話していた山田が「どこまでしゃべったかわかんなくなっちゃった」と苦笑いすると、鈴鹿が申し訳なさそうに謝罪する場面も。また、トークを振られ小さく「そうですね…」とつぶやいた鈴鹿に「そんな声ちっちゃいんですね」とツッコミが入り笑いが起こると、太田が「お腹すいてるんで」とフォロー。鈴鹿が「夕方ですしね…すみません」と恥ずかしそうに伝える一幕もあった。
また、アフレコは1人だったと言い、監督が「太田さんからスタートでした」と明かしたところで、太田ののどが「ぐうう…」と鳴るハプニングが。司会が「ものすごいのど鳴りましたね、猫ぐらい」とツッコむと、太田は恥ずかしそうにしながらも「大きな猫飼ってるので」とユーモアをまじえて返した。
役と似ているところについてトークしているときには、再び司会から「2人でイチャイチャしないでください」と注意。「いやいやいや」と否定し、ここで「実ははじめましてで…」と告白。鈴鹿が「同い年で…」と言うと、なぜか見つめ合う2人。「なんなんですか!」と再びツッコミが入ると、太田は「波長はほぼ一緒です」とにっこり。鈴鹿は「すぐ音鳴るし」と、この日増えた共通点をつぶやき、笑いを誘っていた。
本作は、『鉄コン筋クリート』(2006年)、『海獣の子供』(19年)、『映画 えんとつ町のプペル』(20年)などを世に送り出してきたSTUDIO4°Cの最新作。描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く。
6月14日にフランスで行われた『アヌシー国際アニメーション映画祭』にて長編コンペティション部門審査員賞を受賞。日本映画作品としては8年ぶりの受賞となった。7月17日から開催される北米最大のジャンル映画祭である『ファンタジア国際映画祭』のコンペティション部門にもノミネートが決定している。