ガソリン、2週連続値上がり=1.4円高の174円20銭―経産省
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2025年07月02日 18:02 時事通信社

経済産業省が2日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(6月30日時点)は、全国平均で174円20銭と前週比1円40銭値上がりした。2週連続の上昇。6月下旬に米軍がイラン核施設を攻撃したことで原油価格が一時的に高騰したことが、今回のガソリン価格に遅れて反映された。
地域別では44都道府県で値上がりし、3県が値下がりした。最高値は鹿児島の184円ちょうどで、最安値は愛知の168円。上昇幅は東京の3円50銭が最大だった。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターによると、原油価格は下落に転じたが、いまだに高値の在庫を持つガソリンスタンドもある。価格設定に違いが出るとみられ、来週は小幅な値動きにとどまりそうだ。
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