73歳小柳ルミ子がデビュー55周年ライブ 胸の谷間と背中大胆露出で「瀬戸の花嫁」など13曲

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2025年07月02日 19:53  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

熱唱する小柳ルミ子

歌手で女優の小柳ルミ子が、73歳の誕生日を迎えた2日、東京・渋谷のJZ Bratでデビュー55周年記念の「RUMIKO KOYANAGI バースデイライブ2025」を開いた。「瀬戸の花嫁」「今さらジロー」「星の砂」「京のにわか雨」など全13曲を熱唱した。


小柳は1970年(昭45)にNHK連続テレビ小説「虹」で女優デビュー。71年に「わたしの城下町」で歌手デビューした。


胸の谷間と背中が大きく開いた白いドレスで登場した小柳は「今日7月2日、73歳になりました。そしてデビューして、今年が55周年になります。こんな不器用な生き方しかできない私を応援してくれてありがとうございます。この衣装は37年前のなんですが、ファスナーを開けるまで心配でしたが上がりました」と笑顔を見せた。


オープニングは83年のヒット曲「お久しぶりね」を歌うと、会場から「ル〜ミちゃ〜ん」と歓声が飛んだ。そして71年歌手デビューの同期の代表曲を熱唱。まず自身のデビュー曲「わたしの城下町」を歌い上げた。そしてペドロ&カプリシャス、欧陽菲菲、研ナオコ、野口五郎、アン・ルイスのヒット曲を歌った。


さらに「同期で忘れちゃいけないのが天地真理ちゃんと南沙織ちゃん」と「新・三人娘」と並び称されたライバルの名前を挙げて「でも彼女たちの歌は私には歌えるものがありません」と言いながら<歌詞>あなた〜を 待つの〜 と天地の歌まねをして大きな拍手を浴びた。


デビューからの歳月を振り返って「私はスキャンダルの女王と言われて、いろいろ書かれたけど、ファンの皆が支えてくれた」と感謝。「私をここまで導いてくれた宝物。19歳の時に出した曲です。なのに、まだうまく歌えない。だから頑張って練習します」と、72年の歌謡大賞受賞曲「瀬戸の花嫁」を歌い上げた。


ここで後輩の歌手、川中美幸(69)が登場して花束をプレゼント。「ルミ子さん、チャーミング、セクシー、かわいい、カッコイイ。これからも背中を追いかけていきます」と祝った。


小柳は「今、新曲の計画を進めています。歌い手は新曲がないと歌を歌えない。ボールがないとサッカーができないのと同じ。歌番組、ステージで、まだまだ歌って行きます」と力強く宣言して、最後は「愛の賛歌」を歌い上げた。


◆小柳ルミ子(こやなぎ・るみこ)1952年(昭27)7月2日、福岡生まれ。70年に宝塚音楽学校を首席で卒業し、入団したが初舞台のみで退団。同年、NHK連続テレビ小説「虹」で女優デビュー。71年「わたしの城下町」で歌手デビューしてレコード大賞最優秀新人賞。その後「お久しぶりね」「今さらジロー」などヒットを飛ばし、71年から88年年まで18年連続紅白出場。82年の映画「誘拐報道」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞。83年の映画「白蛇抄」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞。157センチ。血液型A。

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