価格高騰中のお米の消費を抑えられる?気になっていた「こんにゃく米」を炊いてみた

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2025年07月02日 20:00  クックパッドニュース

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お米への意識が高まったので「こんにゃく米」を試してみた

最近、お米の価格が高い……! できるだけ今まで通りごはんを楽しみたいけれど、ちょっとでも節約できたら嬉しいなと思い、かさ増しできる食材を探していたところ、目に留まったのが「こんにゃく米」。

SNSでも話題になっていて、「お米の量を減らしても満足感がある」「思ったよりおいしい!」という声が多く、気になっていた存在です。

そこで今回は、クックパッドニュース編集部のスタッフが実際にこんにゃく米を試してみた感想をお届けします。

こんにゃく米とは?


「こんにゃく米」は、こんにゃくをお米そっくりに加工したもので、お米に混ぜて炊くことで、カロリーや糖質を抑えることができるという、もともとは健康維持やカロリーコントロールを目的とした商品です。

近所のスーパーに大塚食品の「マンナンヒカリ」というこんにゃく米が売っていたので、今回はこちらを使ってご飯を炊いていきます。

見た目はお米そっくり。実際に炊いてみた


左が本物のお米、右がマンナンヒカリ

「マンナンヒカリ」は1合分ずつ小分けの袋に入っていました。

中身をみると、かなりお米そっくりに作られています。


炊き方はほとんど白米と変わりません。お米2合にマンナンヒカリ1袋を加え、3合分の水を加えて「白米」モードで炊飯するだけです。


炊きあがったのがこちら。見た目は完全に白飯で、近づいてよくよく見ると小さめの米粒(マンナンヒカリ)があるかな? という程度です。

ご飯大好きな家族と一緒に食べましたが、味は白飯とほとんど変わらず、こんにゃくの匂いや風味はまったくわかりませんでした。

ただ、炊きたてのご飯の香りは少し弱めに感じたため、そこで「あ、100%白米じゃないな」と気づくこともありそうです。

また、全体的に炊き上がりがやわらかめなので、シャッキリした白飯がお好みの方は少し物足りなさを感じるかもしれません。

少しの違いはあるにせよ、ここまでこんにゃくの存在がわからないものなのか……と、食品メーカーの技術力に感動してしまいました。

おにぎり、冷凍、炊き込みでいろいろ試してみた

こんにゃく米が白飯と遜色ないことがわかったので、他の炊き方や食べ方もいろいろと試してみました。

おにぎりは握れる?

まずは炊いたばかりのこんにゃく米で、塩にぎりを作ってみました。

白米100%のご飯と同じように握ることができ、味わいもほぼ変わらず。海苔を巻いてしまえば、こんにゃく入りだということは全くわからなくなります。

冷めてから食べてみても、特にこんにゃく入りであることの違和感はありませんでした。

冷凍したらどうなる?

マンナンヒカリのパッケージに「冷凍もできます」と書かれているので、まずはラッブで包んで一晩冷凍し、次の日にレンジで解凍して食べてみました。

炊きたてとほぼ同じ味わいと食感で、特に冷凍によってこんにゃく米の風味が変わることはありませんでした。

炊き込みご飯は作れる?


炊き込みご飯も、おいしく炊くことができました。白米100%で炊くよりも、モチモチ感が強く出ているように思います。

和風の炊き込みご飯のほか、鶏肉を一緒に炊き込むカオマンガイも作ってみましたが、こちらもおいしく炊けましたよ。

チャーハンは作れる?

炊きあがったこんにゃく米をチャーハンにしてみましたが、こちらはパラパラ感があまり出ませんでした。チャーハンに関しては、白米で作ったほうが好みだなと思いました。

白米100%に近いご飯が炊けて満足!

2合のお米で3合分のこんにゃく入りご飯が炊けて、大きな違和感なく白飯と同じように食べられたわけですから、当初の目的だった「お米の消費ペースを抑えたい」は無事達成されました!

お米に混ぜて炊く商品は、ほかにも麦や雑穀などいろいろありますが、風味や見た目がいかにも「混ぜている」ものになってしまいます。お米100%で炊く白飯に近いもの、という点なら、こんにゃく米が最適かもしれません。

これからも時々、こんにゃく米を使ってお米の消費ペースをコントロールしていきたいなと思いました。

気になる方は、お近くのスーパーで「こんにゃく米」を探してみてくださいね。

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