トカラ列島近海で頻発する地震を受け、記者会見する気象庁の海老田綾貴・地震津波監視課長=2日午後、東京都港区 トカラ列島近海で相次ぐ地震を受けて2日夕に緊急会見を開いた気象庁の海老田綾貴・地震津波監視課長は「当面の間はこのような状況が続くと考えられる」とした上で、揺れの強かった地域の住民に対して「暗い時間帯は家具の倒れない安全な場所で休んでほしい」と呼び掛けた。
海老田課長は今後の見通しについて、過去にトカラ列島で地震が頻発した時のパターンが一定ではなかったことから、「いつ終わるのかは申し上げられない」と指摘。南海トラフ地震への影響は「恐らくない」との見解を示した。