彼女いない歴51年という男性が作った“やる気のない弁当”がYouTubeで話題です。好きなものだけを詰め込んだ弁当に注目が集まり、動画は記事執筆時点で19万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、工場勤務の50代男性「まさお」(@masao-haken)さん。彼女いない歴51年のリアルな日常は多くの人に支持されており、チャンネル登録者数は20万人を突破しています。
以前には家賃が月2万8000円の自宅のルームツアーが話題になりましたが、今回は一番苦手な家事である毎朝の弁当作りの様子を紹介してくれるようです。弁当は仕事中の楽しみの一つなのだそうですが、手ごろな材料費で作っているといいます。
まず1日目は「冷やしうどん弁当」です。冷凍うどんをゆでて冷やし、自家栽培の大葉を刻んでのせればあっという間に完成。めんつゆは前日に凍らせておき、保冷剤代わりに持参するそうです。包丁も鍋も使わず出勤前の10分で作れる夏の救世主で、材料費は74円とコストパフォーマンスの高さもきらめく弁当になっています。
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続く「おにぎり弁当」は、レンジで炊いたごはんに厚焼き卵やケチャップウインナー、大葉、ねり梅を具材に使ったボリュームおにぎり。マヨネーズをアクセントに、片手で食べられる工夫も光ります。こちらも材料費は100円を切る86円でした。
「冷製パスタ弁当」は電子レンジでチンしたパスタにめんつゆと塩コショウで下味をつけ、ツナ缶や大葉、マヨネーズ、ねり梅をトッピングし、清涼感たっぷりの一品に仕上げました。材料費は99円です。爽やかで夏の暑い日に食べたい……!
「フライ卵とじ弁当」は前夜の残り物であるハムカツやミートコロッケを活用。だし汁と卵でとじてごはんに乗せると、食欲をそそる“カツとじ丼”になりました。まさおさん自身も「めちゃめちゃおいしかった」と満足げです。材料費は120円とのこと。
「ウインナー弁当」はシンプルながらぜいたく感のある一品。塩コショウで炒めた大量のウインナーに薄焼き卵とゆかりごはんを重ねており、子ども時代の憧れを詰め込んだ夢のラインアップになっています。材料費は121円でした。
まさおさんの5日分の弁当の材料費は合計500円でした。1食あたり平均100円という超コスパ良しの弁当に、コメント欄では「どれもパパッと作って元気の出るお弁当。仕事も頑張れますね」「ちゃんと手作り弁当を持っていくの偉いですね」「冷製パスタはいいアイデア」「なんでもおいしく作って食べてる姿で癒やされます」「仕事前に手作り弁当作って尊敬しかないです!」といった声が寄せられています。
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まさおさんは料理や日常の様子をYouTubeチャンネルで公開しているほか、自作の“コスパめし”のレシピをまとめた著書「至福のコスパめし 食費は月1万4000円 派遣社員の限界節約レシピ」(KADOKAWA)が発売中です。
動画提供:まさお(@masao-haken)さん
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