パートタイム参戦のオジエ、第9戦ラリー・フィンランドの参戦意向を明かす「また出場できたらと思っていた」

　7月2日、WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTのドライバーであるセバスチャン・オジエ（トヨタGRヤリス・ラリー1）が、自身のSNSアカウントにてメッセージ動画を投稿し、今季第9戦のラリー・フィンランドに出場する意向を明らかにした。

　オジエは今年、シーズン全戦へのエントリーを控え、パートタイムでの参戦を行っている。昨年も同様の方法で参戦大会を選択しながらシーズンを戦い、後半には参戦を増やしてチームのマニュファクチャラー選手権タイトル獲得に貢献した。

　今季はこれまで7戦中5戦に出走し、ドライバーズタイトル争いも可能な選手権2位につけている。シーズン折り返しを迎えるにあたっては、オジエの今後のエントリーに注目が集まっており、すでに第8戦ラリー・エストニアにエントリーしないことが明らかになっていた。

　そして今回、8月頭に行われる第9戦ラリー・フィンランドへの参戦を明らかにした。

「今年の夏は、当初の計画ほど休みを過ごせなさそうだ。少し前から、ラリー・フィンランドにまた出場できたらいいなと思っていた。昨年大会は、2度目の優勝を飾ったすばらしいラリーだったんだ」

「だから以前からチームには、ラリー・フィンランドを参戦リストに加えて、あの美しい道で楽しんでみたらどうかと相談していた。あと4週間ほどでスタート地点に着くので、皆さんにお会いできるのを楽しみにしているよ」

[オートスポーツweb 2025年07月03日]