
3日に、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。北海道付近は暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高くなるでしょう。特に期間の前半はかなり高い状態が続く見込みです。日照時間も平年より多くなるでしょう。
1週目(7月5日〜7月11日) 明日4日は大雨に注意。週明けにかけて雲が広がりやすい。
明日4日は、北海道付近は気圧の谷の中で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため太平洋側を中心に雨となり、特に湿った南西風が直接吹き込む檜山地方や日高地方では、局地的に日降水量が100ミリかっら150ミリに達する大雨となる恐れがあります。大雨による河川の増水や土砂災害などに注意が必要です。
雨は明後日5日には次第に収まりますが、その後週明けにかけて雲が広がりやすいでしょう。
2週目(7月12日〜7月18日) 強い日差しが降り注ぎ、暑さも厳しい。
2週目は高気圧に覆われやすいでしょう。平年に比べて曇りの日が少なく、日照時間が多くなります。安定した夏空が広がる日が多くなりそうです。上空には暖かい空気が流れ込みやすく、気温は平年より高くなるでしょう。
日中は厳しい暑さとなる可能性があり、夜も寝苦しい日が多くなるでしょう。夜間でも熱中症には十分な注意が必要です。熱中症には初期症状としていくつかの症状があります。症状が現れたら、すぐに対策を心がけましょう。
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3〜4週目(7月19日〜8月1日) 年間でも気温が高くなる頃。暑さ対策は万全に。
日本海側では天気は数日の周期で変わるでしょう。オホーツク海側や太平洋側では平年と同様に曇りの日が多いでしょう。
7月下旬から8月上旬は平均気温が最も高い頃ですが、今年はさらに平年を上回る暑さが予想されています。6月の道内は記録的な暑さとなりましたが、7月も例年より厳しい暑さとなる日が多くなりそうです。
しっかりと栄養や休息をとり、体調管理や食品の管理など、十分な注意が必要な夏となりそうです。