2025年WRC第8戦ラリー・エストニア
でTGR-WRTのトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブするオリバー・ソルベルグ 7月3日、今季はWRC2でトヨタGRヤリス・ラリー2に乗ってシーズンを戦っているオリバー・ソルベルグが、公式SNSでメッセージ動画を投稿し、次戦ラリー・エストニアでTOYOTA GAZOO Racing WRTのトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブすることを明らかにした。
ソルベルグは、先週の第7戦ギリシャでの圧倒的な勝利により、現在WRC2のランキングで首位に立つ23歳のスウェーデン人ドライバーだ。2003年WRCのドライバーズチャンピオンであるペター・ソルベルグの息子としても知られている。
ソルベルグは以前、ヒョンデでラリー1をドライブしていたが2022年末にチームを離脱し、以降は最高峰クラスへの出走機会を探りながらWRC2への参戦を続けていた。今季はマシンをシュコダ・ファビアRSラリー2からトヨタGRヤリス・ラリー2にスイッチし、ランキング首位でシーズンを折り返したなか、TGR-WRTから1度限りの最高峰クラス復帰が決まった。
「待ちに待った瞬間がついにやってきた」と、ソルベルグはソーシャルメディアに投稿したビデオメッセージで語った。
「私とエリオット(コ・ドライバー、エドモンドソン)は、TOYOTA GAZOO Racing WRTとともにラリー1マシンにふたたび乗り込む。まさに夢が叶った瞬間だ。私たちは長い間待ち望んでいた」
「ここまで非常に好調なシーズンを送ってきたので、準備は万端だと思っている。自信もついてきたし、チームとも素晴らしい関係を築いてきた。あとはラリーに出て、良い結果を出すのみだ」
「エストニアでは、自分たちに何ができるかを試してみたい。ドライブを楽しみながらマシンの経験を積み、この機会を最大限に活用できればと思っている」
第8戦ラリー・エストニアは、7月17日(木)〜20日(日)にかけて開催される予定だ。
[オートスポーツweb 2025年07月03日]