一般企業の会社員として働きつつフリーアナウンサー事務所に所属、身長167cmの新人リポーター・町田ゆりの挑戦「幅広い仕事に挑戦していきたい」

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2025年07月03日 18:40  デビュー

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デビュー

ライムライト所属の新人・町田ゆり(C)Deview
 声優・アナウンサー・キャスター・ナレーターなど、「声の演技」「アナウンス」「トーク」「ナレーション」など、自身の声を活かして活動するタレントの活躍の場が大きく広がっているなか、オーディション情報サイト「デビュー」が“声の仕事”のプロが多数所属する芸能プロダクションの新人募集情報を集めた『“声の仕事”特別オーディション2025』を展開中。ORICON NEWSのYouTube番組『はまゆりAIランド』のアシスタントMCを務めている町田ゆりは、昨年の同オーディションで、地方局アナ経験者から新人まで多彩な人材が在籍する事務所「ライムライト」に合格。一般企業の会社員として働きつつ、MCやリポーターとしての仕事に挑戦し続けている彼女に、オーディションを受けたきっかけや審査で心がけたこと、今後の目標などを聞いた。

【写真】パープルカラーが際立つロングワンピ姿の町田ゆり

■『“声の仕事”特別オーディション2024秋』ライムライト合格/町田ゆり インタビュー

――まずは、芸能のお仕事への憧れを抱いたきっかけから教えてください。

【町田ゆり】「芸能の世界に憧れていたというよりは、昔から人と話すことが好きだったので、話す仕事に就きたいという想いがずっとありました。高校生くらいのときに、普段から見ていたニュースや情報番組などで、いろんな方と話しているアナウンサーや、受験勉強の際によく聞いていたラジオのパーソナリティというものに憧れを抱いて。人と会話することで、新しい視点を持つことができて、これを発信できたら、誰かの視野を広げるきっかけづくりになれると思ったんです。自分自身も話すことで意見が整理されたりするので、そういったことを仕事にしてみたいという想いがありました」

――その後、その夢に向けて具体的に行動を移したのはいつぐらいですか?

【町田ゆり】「大学生になってからです。私は理系だったこともあり、周りの友人たちは、将来は研究職に就きたいという人たちがほとんどだったんです。そんな環境もあり、表に出る仕事をやりたいということを周りになかなか言い出せなくて。大学3年生になって、そろそろ本気で将来を考えないといけないとなったときに、短期のアナウンサースクールに通い始めました。そのときに、話す仕事=放送局に入らないといけないのかなと思って、放送局受験に向けて、準備を始めました」

――就活で放送局を受けたりしていた?

【町田ゆり】「そうですね。いわゆるキー局から準キー局まで、いろいろと受けたのですが、受けている中で、自分には向いていないのかもしれないと感じて、最終的には一般企業に就職することにしました。その後、大学を卒業する直前くらいに、『デビュー』で掲載されていたAIタレント・りんなの配信番組のアシスタントMC募集を見つけて。未経験でもOKと書いてあったので、初心者の私でも挑戦できるんだと思って、応募する勇気が出ました。就職が決まっていた会社が副業OKの会社だったこともあり、やっぱり自分がやりたかったことでもありましたし、今見つけたのも何かの縁かもしれない!と思って、応募しました」

■「番組MCがきっかけで、もっと挑戦していきたいという想いが芽生えた」

――面談選考の際、4月から新卒で社会人になるとおっしゃっていましたね。新社会人としての新たなスタートと同じ時期に、アシスタントMCへの挑戦は大きな決断だったのでは?

【町田ゆり】「今思うと、新社会人としての生活が始まる前だったというのも大きかったと思います。会社に勤務する前でまだ何も知らない状態だったからこそ、思い切って挑戦してみよう!となれた気もします」

――オーディションの結果、アシスタントMCに採用され、昨年4月から『はまゆりAIランド』がスタート。約1年が経ちましたが、改めて振り返って、アシスタントMCに起用が決まった際はいかがでしたか?

【町田ゆり】「面談を受けたあと、合格の連絡をいただいたときは、正直あまり実感が湧かなかったです。どんな風に生配信しているのか、番組の空気感など何もわからない状態だったので、アシスタントMCに起用されて嬉しいという想いはもちろんありましたが、その反面ちゃんとやれるだろうかという不安も湧いてきて。でも、就任前に、前任の方の現場を見学させていただく機会があって、すごく和気あいあいとした楽しい雰囲気だったので、これだったら溶け込めるかもと安心して臨むことができました」

――その後、『デビュー』で実施した『“声の仕事”特別オーディション2024秋』経由で、現在の事務所「ライムライト」に所属が決まったわけですが、事務所所属を考え始めたきっかけは何かあったんですか?

【町田ゆり】「『はまゆりAIランド』に来てくださるゲストの方々の中にも、『デビュー』に掲載されていたオーディションを受けてこの世界に入ったという方がたくさんいたり、一緒にアシスタントMCをやっている濱ちゃん(濱咲友菜 ※濱=眉はま)自身も、AKB48を卒業したあとに自ら『デビュー』でオーディションを見つけて事務所に所属したり…というようなお話をたくさん聞く機会があって、すごく刺激を受けました。私自身も『はまゆりAIランド』の番組きっかけで、MCなどの仕事にももっと挑戦していきたいという想いがさらに芽生えましたし、この機会を活かしてさらなる経験を積んでいきたいと思うようになっていきました。事務所に所属することで、活動の幅も広げていけるかもしれないと考え、事務所を探し始めました」

――ライムライトに応募しようと思った決め手というのは?

【町田ゆり】「アナウンサーの事務所を探すとはいえ、私自身は初心者なので、研修制度がしっかりしている事務所がいいなと思って、色々な事務所を調べました。そのなかで、ライムライトには地方局のアナウンサー経験者の方もいれば、一般企業からの転職組の方などもいて、何よりも無料の社内研修があるというのを見て、初心者の自分でも安心して活動できるかもしれないと思って、応募しました」

――研修というのは具体的にどんなことをやるんですか?

【町田ゆり】「発声や原稿読みなど、基礎から実践的なことまでいろいろとあるのですが、月に2回、私のような新人と経験豊富なベテランの方々が一緒に研修を受ける機会があって。自分の話し方に対してアドバイスをいただけたり、先輩方が“こういう現場でこんなことがあった”というような、現場でのエピソードを共有していただいたり、貴重なお話をお伺いする機会でもあって、新鮮で楽しいです」

■「たくさん学んで経験を積んでいって、幅広い仕事に挑戦していきたい」

――オーディションに応募した際、どんなことをこころがけましたか?

【町田ゆり】「写真に関しては、撮られ慣れていないので、写真スタジオで撮ると表情などが固くなってしまうかもしれないなと思い、母に撮影を頼んで色々な場所を巡って、外ロケ撮影をしました。きっと事務所の採用担当の方はたくさんの応募写真を見てきているだろうし、作り笑いとかも見抜かれる気がしたので、なるべく自然体な私を撮ってもらおうと思って、時間をかけてたくさん撮影した中で選びました」

――応募書類はどんなことを意識しました?

【町田ゆり】「背伸びせず、ありのままを書くようにしました。私は普段は会社員をしているので、その仕事と両立したいという意志も伝えなきゃいけないなと思って、そこは正直に記載しました。自己PRの動画提出があったのですが、それはけっこう悩みましたね。私は大学で乳酸菌の研究をしていたので、大好きなヨーグルトの話を盛り込んだり、いろいろと構成を考えて、自分の魅力が相手に伝わるように、工夫して撮影しました」

――事務所所属が決まった際は、どんな想いでしたか?

【町田ゆり】「いくつか応募した中で最初にお声がけくださったのが、今の事務所なんですけど、本当に嬉しかったです。面接審査のときも、結構緊張して行ったのですが、雑談みたいな感じで始まって。すごく構えて面接会場に行ったので、多少拍子抜けした部分はあったのですが、そのおかげで原稿読みやフリートークなどの実技試験でもリラックスして素を出せた気がします。ありがたいことに事務所所属が決まり、“夢が叶った”という部分ですごく嬉しかったですが、同時に“より頑張らないと!”と改めて思いました」

――所属して数ヵ月が経ちましたが、改めてどんな事務所ですか?

【町田ゆり】「とにかく風通しが良い会社だなと感じています。先輩とお話させていただく機会も多くて、すごくアットホームで温かい雰囲気です。あと、入ってから気づいた魅力は、新人にもたくさん仕事を振ってくれるところ! 所属してすぐに情報番組のリポーターをやらせていただきました。憧れていた仕事をこんなに早くから挑戦できることに嬉しさを感じていましたが、やってみるとやっぱり難しくて。どう話せばより魅力的に伝わるのか、日々勉強しなければと奮い立たされました」

――今後、どんなお仕事に挑戦していきたいですか?

【町田ゆり】「MCをやるというのが、一つの夢でもあったのですが、『はまゆりAIランド』でそれが叶って、しかも自分の名前が番組名についていることもすごくありがたいなと感じていて。この番組を通して、やっぱりMCの仕事は好きだなと改めて感じましたし、今後もやっていきたいなと思っています。また、情報番組やラジオパーソナリティもやってみたいですし、趣味が旅行なので、それを活かして旅ロケのレポーターなどにも挑戦してみたいです。スキル面でいったらまだまだ初心者なので、これからたくさん学んで経験を積んでいって、幅広い仕事に挑戦していきたいと思っています」

【プロフィール】
町田ゆり(まちだ・ゆり)
9月29日生まれ、東京都出身。身長167cm。早稲田大学 先進理工学部生命医科学科 卒業。ライムライト所属。
趣味・特技:音楽鑑賞(昭和歌謡から C-pop. 洋楽)、旅行、数独、ソリティア、オーディション番組視聴、利きヨーグルト、相手の声の特徴を捉えること。
2024年4月より、ORICON NEWSのYouTubeにて生配信中の番組『はまゆりAIランド』アシスタントMCに就任。『う・ら・ら』リポーター(ケーブルテレビ栃木・館林・筑西・結城)などの番組で活躍中。

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