
熱がこもる服装は危険! やってはいけない7月のNGファッション
暑さが本格化する7月! 今年は昨年よりもさらに暑くなると言われています。イベントごとが多くておしゃれさも外せないシーズンですが、できるだけ汗や熱を逃がしやすい服を選びたいもの。「7月にやってはいけないコーデ」のポイントをご紹介します。1. 熱が逃げにくい「首もとが詰まっているトップス」
お仕事シーンなどきちんと感が必要なとき、首もとが詰まったデザインのトップスを着ることも多いですよね。ただし夏は上半身の熱を逃すスペースが少ない分、顔や頭がのぼせたように熱く感じてしまうことがあります。特にフェミニンできれいめなアイテムに多い、立ち襟で化繊素材の飾りがついているデザインは避けたほうが無難です。
OKコーデにするには

写真で着ているのは、デコルテがすっきり見える浅めVネックのバンドカラーのブラウス。きちんと感は残しつつ、首もとから熱さを逃してくれます。生地にさらっとしたドライタッチ素材を使っているところも◎。
大きなフリルがついて華やかさもある袖は、アームホールが大きめで通気性が高いところもポイント。こうしたきれいめなデザインなら、オンオフ問わずに着られて重宝します。
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2. 外にいる時間が多い日の「ダークカラーコーデ」
肌の露出が増える夏は、着やせ目的に「ブラックコーデを愛用している」という方や、「日に焼けたくないから黒っぽい服装をしている」という方がいます。でも、屋外にいる時間が長いときは要注意です。外は、太陽の光や地面、建物からの照り返しなどによる輻射熱があるため、黒やネイビーなどのダークカラーはこれらを吸収してしまいます。結果、体温が上昇して熱中症のリスクが高まってしまうことも。
OKコーデにするには

やはり外にいる時間が長い日はダークカラーは避けて、輻射熱を反射しやすい白やベージュ、淡く明るい色を選ぶのがおすすめ。そうした色味で、写真のような体型を拾いにくく風通しのいいワンピースがあると、暑い夏も快適に過ごせます。
3. 裏地にも注意!「風を通しにくい素材」のアイテム
白パンツやライトブルーのワンピースなど、一見涼しそうな夏のアイテムも、気をつけたいのは実は「素材」。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、風を通しにくく、熱がこもりやすい傾向があります。また、ロングスカートやワイドパンツに、透け防止のために付属している裏地やペチコートも要注意です。通気性の悪い素材だと熱がこもり、汗をかいたときに脚に張りついてベタベタしてしまうことも。
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OKコーデにするには

写真ではいているのは、リネン100%素材のグレーがかったベージュのパンツ。リネンや薄手のコットンは肌触りもよく通気性が高いため、暑い日にぴったりのアイテムです。ウエストはゴム&ひも仕様でしめつけ過ぎず、リラックスしてはけるつくりになっているのも◎。
トップスには、首まわりが横に広く開いたボートネックのカットソーを合わせて。脇下にゆとりがあるドルマンスリーブ、熱がこもりにくい色味の淡いライトピンク、接触冷感機能付きのドライコットン使用と、暑い日に重宝しそうな1枚です。
気になる項目があった人は、参考にしてみてくださいね!
(文:All About 編集部)