名古屋がSNSでの誹謗中傷に声明「節度ある言動をお願いいたします」…広島戦に関連した不適切投稿を確認

　名古屋グランパスは4日、SNS上での誹謗中傷に関して声明を発表した。

　発表によると、6月28日（土）に開催された2025明治安田J1リーグ第22節サンフレッチェ広島戦（2−1○）に関連し、SNS上にて名古屋サポーターと見られるアカウントによる極めて不適切な投稿が確認されたとのこと。さらには、その他の試合においても名古屋の選手に対して過剰な投稿やメッセージが確認されているという。

　こうした事態を受け、名古屋はクラブ公式サイトにて次のような声明を発表している。

「名古屋グランパスは如何なる理由があろうとも、誹謗中傷や他者を攻撃する言動、リスペクトの無い悪意のある言動を決して許容しておりません。また、誹謗中傷と捉えられる言動、行動をする人はグランパスファミリー（の一員）ではありません」

「スポーツは、そこに関わる多くの皆さまによって成り立っています。そうした全ての皆さまにリスペクトの気持ちを持つことが、スポーツ文化の醸成には不可欠です。今一度ご自身の言動を見つめなおし、あらためてSNS上でも節度ある言動をお願いいたします」

　また、「今後、SNS等における誹謗中傷等に関する違法・不当な行為については警察や弁護士等の外部専門家と連携し法的措置（発信者情報開示請求等の発信者の特定・損害賠償請求・刑事告訴等）も含め厳正に対応するなど、より具体的な対応を講じてまいります。皆さまのご理解とご協力よろしくお願いします」と、同様の事案に対して厳しい対応を取る姿勢を明確にしている。