ビルバオとの契約延長が発表されたN・ウィリアムズ [写真]=Getty Images アスレティック・ビルバオは4日、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズとの契約延長を発表した。新たな契約期間は2035年6月30日までとなっている。
ラ・リーガ屈指のアタッカーが慣れ親しんだクラブとの新たな契約書にサインした。当初の契約は2027年6月末までとなっていたため、実に8年間の延長が実現した形に。5800万ユーロ(約98億円)と報じられていた契約解除金については、具体的な金額こそ明かされていないものの、50%以上増額されたことが発表されている。
今夏の移籍市場ではバイエルンやアーセナルなど複数メガクラブから関心が寄せられ、一時はバルセロナと2031年6月末までの6年契約で個人合意に達したとの報道もなされた。しかし、サラリーキャップ超過による選手登録の問題が指摘され、交渉は難航。最終的にはアスレティック・ビルバオとの契約延長という形で去就に関する論争に終止符が打たれた。
現在22歳のN・ウィリアムズは2013年夏にアスレティック・ビルバオの下部組織に加入し、2020−21シーズンにトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算167試合で31ゴール30アシストをマークし、昨年夏には“王様”こと元スペイン代表MFイケル・ムニアイン氏から背番号「10」を継承。2024−25シーズンは公式戦45試合出場11ゴール7アシストという成績を残し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得やヨーロッパリーグ(EL)ベスト4進出に大きく貢献した。
契約延長に際し、N・ウィリアムズは「決断を下す時、僕にとって最も重要なのは心だ。僕は愛する人たちとともに自分がいたい場所にいる。ここが僕のホームだ」とコメントしている。
【公式発表】ニコ・ウィリアムズがビルバオと契約延長!
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