5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2019年2月に公開された、プロが100均のぬり絵のディズニーキャラを本気で塗ってみた動画を紹介します。
今回紹介するのは、YouTubeチャンネル「えっちゃんねる/悦子」さんの動画です。えっちゃんさんはイラストレーターや企業のSNSコンサルタント、でじるみ千葉松戸事業所(就労支援B型事業所)のオーナーなど幅広く活動しています。過去には、ポケモン・ピカチュウを本気で塗ってみたという“ぬり絵動画”が話題となりました。
この動画では、100均で購入したディズニーキャラのぬり絵の中から、「ふしぎの国のアリス」のアリスを選んで塗っていくことに。
まずは、コピックを使って肌の色を塗っていったえっちゃんさん。ベタ塗りではなく影の部分を濃く塗り込むことで、光と陰のニュアンスを細かく表現しています。
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続けて髪の毛には明るい部分にだけゴールドを入れておきます。ブラウスはビビッドなブルーでくっきりと塗り、視線を引きつけるアクセントになっています。
再び髪の毛の彩色へ。髪の影はキャメルの色鉛筆でベースを作り、その上に黄色を重ねてふんわりとしたボリューム感をプラス。さらにブラウンの色鉛筆を加えることで、一本一本の流れや動きが伝わるように描かれています。肌の仕上げにはピンクの色鉛筆を使って血色感を足し、表情にも自然な柔らかさが生まれました。
次に色入れしたのは瞳と目元。まつ毛の影はパープルでさりげなく描き、瞳はグリーンとブルーを重ねて奥行きあるカラーに。まつ毛も描き足してボリュームアップさせ、目の輪郭や彫りの深さを強調しています。
さらに、白ペンを使って瞳や唇にツヤを加えると、一気に“命が宿ったような”存在感に。
仕上げに背景にも手を入れ、細部も調整したら完成。もとの線画からは想像もできないほど立体的で表情豊かなアリスになりました……!
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髪は柔らかな光をまとって流れるように描かれ、キラキラと煌めきながら透明感もある瞳は見る人の心を引きつけます。頬にはほんのりとした赤みが差し、唇には自然なツヤも。アニメやイラストよりも“人物画”のような存在感を放っています。
細かな陰影の描き込みや色の重ね方の妙も相まって、まるで息づいているかのようなリアリティー。色鉛筆とコピックだけでここまで描けるのかと思わせる圧巻の仕上がりとなりました。
この動画には「うますぎでしょ!!!」「マジあこがれるぅ すごーーい」という声や「うわ、掘り深くなってすごい かわいいーー」「目の色とかほっぺとかえっちゃんなりに色付けしててめっちゃ可愛くなってる」という声が寄せられています。
えっちゃんさんはYouTubeの他にも、X(@ecchan_bom2)やInstagram(@ecchan_bom2)でも情報を発信。また、サブチャンネルであるYouTube「えっちゃんねる放課後」や保護猫のごましおくんの日常を伝えるYouTubeチャンネル「保護猫-子猫のごましお-」も運営しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「えっちゃんねる/悦子」さん(@ecchan_bom2)さん
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