【日本ハム】新庄監督は分析し、約束していた プロ初1試合2発の水谷瞬が好調な指標とは

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2025年07月04日 23:08  日刊スポーツ

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日本ハム対楽天 1回裏、本塁打を放ちベンチ前でポーズをとる水谷(撮影・黒川智章)

<日本ハム7−1楽天>◇4日◇エスコンフィールド



日本ハム新庄剛志監督(53)が、今季初の先頭打者弾を含むプロ初の1試合2本塁打を放った水谷瞬外野手(24)に約束していたことを試合後、明かした。


新庄監督 初回の先頭に三振はしないでくれっていうお願いはしてます。先頭バッターの三振って、ズルズルズルズル行ってしまいそうな感じがあるんで。もう追い込まれたらもうトスバッティングのようにでもいいから、内野ゴロでもいいんで、三振はやめましょうっていう話はしてますけどね。


いたってシンプルな約束だが、水谷は初回先頭で左翼へ先制の6号ソロを放ち、勢いに乗って3回1死一塁で左中間へ勝ち越しの二塁打。7回先頭ではこの日2本目となる7号ソロと、3安打3打点の固め打ちで、勝利に大きく貢献した。


その水谷の好調ぶりについて指揮官は、ある兆候を感じていた。


新庄監督 最近バット折れてないしね。去年ね、260本ぐらい折ってたから(笑い)。給料上がってお金がたまり出すと、なかなか折れないっていう。これ不思議なんですよ。僕の2軍時代ね、7800円ぐらいでバット買ってたんですけど、まあ折れる。で、給料が上がるとあんまり折れなくなる。まあ、技術も上がってきてるんだろうけど、あんまり(折れているのを)見なくないですか。


技術的な成長→結果が出る→懐に余裕が出る→さらに技術が向上→道具が長持ちする、という好調の連鎖が起きていると考えられる。

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