アーセナル退団のトーマス・パルティ、強姦と性的暴行容疑で起訴…ロンドン警視庁が発表

　ロンドン警視庁は4日、ガーナ代表MFトーマス・パルティについて、強姦5件および性的暴行1件の容疑で起訴したことを発表した。イギリス『BBC』をはじめとする複数メディアが報じている。

　報道によると、起訴されたのは2021年から2022年にかけて発生したとされる6件の事件で、被害者は3名にのぼるという。内訳は、1人目に対する強姦2件、2人目に対する強姦3件、3人目に対する性的暴行1件とされ、いずれも2022年2月から行われていた捜査に基づくものだという。

　当初は、プレミアリーグに所属する選手が性的犯罪の容疑で捜査されていると報じられていたが、被疑者の名前は伏せられていた。

　現在32歳のトーマスは、アトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2015年11月にトップチームデビュー。2020年10月にアーセナルへ完全移籍し、公式戦通算167試合出場で9ゴール7アシストを記録した。2025年6月に契約満了となることから、契約延長の可能性も報じられたものの、アーセナル退団が決定していた。