バルセロナが獲得を目指すL・ディアス[写真]=Getty Images バルセロナはリヴァプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得へ再び動き出すようだ。4日、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
バルセロナは今夏の移籍市場で、ウイングの補強を課題のひとつにしている。スペイン代表FWラミン・ヤマル、ブラジル代表FWハフィーニャは、2024−25シーズンに圧倒的な活躍を見せたものの、両者の負担を軽減するべく、新戦力獲得の可能性を報じられ続けてきた。
第一候補としてアスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズが挙げられており、6年契約で個人合意に至ったとの報道もなされた。しかし、サラリーキャップ超過による選手登録問題が指摘され、交渉は難航。そんななか4日、アスレティック・ビルバオはニコ・ウィリアムズとの10年間の契約延長を発表。急転直下、クラブ残留が公に示される形となった。
6月上旬、バルセロナはルイス・ディアスの獲得に向けてオファーを提出したものの、リヴァプールはこれを拒否。8000万ユーロ(約136億円)程度の高額オファーが届かない限り、売却を認めない姿勢を示していた。しかし、ニコ・ウィリアムズの契約延長を受けて、状況が一変。バルセロナは同選手の獲得に向けて再び動き出す模様だ。
『ムンド・デポルティーボ』は、「バルセロナはルイス・ディアスを獲得の第一候補とした」と報道するとともに、「プランBはマンチェスター・ユナイテッドに復帰するマーカス・ラッシュフォードとなる」と今後の補強プランを指摘した。
なお、リヴァプールは先日、ルイス・ディアスに対するバイエルンからのオファーも拒否しており、“非売品”の意志を示している。