写真ゴルフ場の近くに住むことで、パーキンソン病のリスクが上昇するようだ。
米ミネソタ州とウィスコンシン州で419人の患者を対象に行われた調査で、ゴルフ場から約1.6キロメートル以内に住んでいる人は、約9.7キロメートル以上離れている人々と比較して、同病気にかかるリスクが126%高い結果になり、距離が離れることでリスクは低下するものの、約4.8キロメートルまでは高いままとなった。
フェアウェイでの農薬使用に同病気との関連性を高める要因があるとされており、コースを含むウォーターサービス地域の人々はそうでない場所に比べほぼ2倍のリスクとなった。
同研究を指導したアリゾナ州バロー神経学研究所の研究主幹ブリタニー・クリジザノウスキー氏はこう話す。
「最も影響が強かったのは、ゴルフ場のある市営水道地域と岩盤や地形のため地下水が脆弱な地域でした」
「農薬が一役買っていると推測しています。しかし今回の研究には農薬に関するデータが含まれていないので、何が起こっているのかを理解するためのさらなる研究が必要です」
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