スタジオカラーが新作短編アニメ発表、安野モヨコ「シュガシュガルーン」製作へ

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2025年07月05日 02:56  ナリナリドットコム

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スタジオカラーが7月4日、フランス・パリで開催中の「JAPAN EXPO」にて、新作短編アニメーション「SUGAR SUGAR RUNE Les deux sorcieres(シュガシュガルーン レ・ドゥー・ソルシエール)」を発表した。

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今回、新作短編アニメ発表イベントの会場となったYUZUステージには、世界中のアニメファン約1,500人が集まり、ステージには、MCの呼びかけとともに、スタジオカラー所属の監督・松井祐亮とアニメーションプロデューサー・藤原滉平が登壇。

シークレット上映となった短編上映後、驚きと興奮に包まれた拍手喝采となった観客に見守られる中、松井・藤原の2人から発表された新作短編アニメーションは、安野モヨコによる漫画作品「シュガシュガルーン」連載20周年記念短編映像「SUGAR SUGAR RUNE Les deux sorcieres(シュガシュガルーン レ・ドゥー・ソルシエール)」であると発表した。

松井は「原作では描かれていない人間界への旅立ちを前日譚として想像を膨らまして描いた」と語り、キャラクターの背景に至るまで、原作者である安野モヨコと何度も意見を交わしながら作り込んだ制作過程を明かす。

一方、藤原は「この作品を通して、スタジオカラーの新しい才能をみていただきたい」と述べ、作品の手応えを語った。

イベント中盤では、原作である「シュガシュガルーン」についても紹介。フランスを含め全世界で展開中であることも明かされ、あわせて安野モヨコの作品群や、スタジオジブリ発行の小冊子「熱風」の表紙、和装ブランド「百葉堂」など、ジャンルを越えて活躍する同氏の魅力も紹介された。

終盤にはさらなる驚きの発表があり、スクリーンに映し出されたのは、「『シュガシュガルーン』本編アニメーション製作決定」の文字。会場からは歓声と拍手が巻き起こり、MCから松井へ感想を問われると、「CGアニメだからこその造形の良さがあるので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。よろしくお願いします」と笑顔で応えた。

「シュガシュガルーン」は、漫画家・安野モヨコのマジカル・ラブ・ファンタジー漫画作品。2003年から2007年に少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で連載していた。物語は、魔界の次期クイーンを決めるため、小さな魔女のショコラ(CV:小橋美憂)とバニラ(CV:近貞月乃)が人間界におりたち、人間の恋するハートをめぐって勝負を繰り広げる、ラブあり冒険あり感動ありの正統派少女ファンタジー。ふたりの友情や恋のゆくえ、魔女ならではのキュートな世界観が魅力的な作品だ。2005年に第29回講談社漫画賞児童部門を受賞。コミックスは、フランスをはじめとするヨーロッパ各国や韓国でも翻訳化され、世界中で楽しまれている。




元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250796392.html



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