<DeNA1−7阪神>◇4日◇横浜
阪神が今季最長タイの6連勝を飾り、2位広島とのゲーム差を今季最大の6に広げた。
先発村上頌樹投手(27)は4回の1失点のみの7回5安打1失点とゲームメーク。打線は今季苦戦してきたDeNA先発ケイに、大山悠輔内野手(30)を今季初ベンチスタートさせる組み替えで臨んだ。ケイには7回無得点と抑えられたが、8回からの継投に活路。2番手伊勢から先頭坂本が中前打で出塁。温存した代打大山が左前打で続き無死一、三塁にすると近本の左前打、1死満塁から佐藤輝勝ち越し左犠飛などで勝ち越した。村上は5月30日広島戦(マツダスタジアム)以来、約1カ月ぶりのリーグ単独トップ8勝目を挙げた。試合後の藤川監督のコメントは以下の通り。
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−村上が7回まで投げ切り8勝目
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「立ち上がりから、前回(6月27日ヤクルト戦)の神宮の時は少し体が重そうだった。その中で自分なりに精いっぱい頑張ってたと見てたんですけど、今日は立ち上がりから相手に捉えられるところは少しあったんですけど球のストレートの走りとか、1球1球の精度の高さは戻ったなと。少し安心したところではありました」
−8回の逆転は下位打線がチャンスを作ってつながった
「ですね。坂本が出たら、足からということで(代走に植田を)。大山が今日は少し休養といいますか、たくさんの選手がこの(前回の)ジャイアンツ3連戦のとき、汗の量とか考えて。他球団の(故障)状況を見た時に、ここは少し自分としても動かしてないオーダーだけど、やらなければいけないんじゃないかというところで(変更に)いったんですけど。巡りよくといいますか、その後ス、ス、スと自分達の選手たちが躍動したというところになると思いますね」
−全員が役割を果たした
「役割を果たしたし、役割を増やしたというか。昨日の豊田ではないですけれど、自分たちも1打席1打席から、次に行くんだというような、ベンチの中でもすごくそれが意識が高まったような気がして。やっぱり誰かがそういうことがあると、みんなの意識が1軍から2軍まで高まってくると思いますから。続けていくこと、丁寧にやっていくことかなという風に思います」
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−チーム力が上がった
「それはないです。それはもう全然関係ないです。結果がどちらに転ぶかは、最後に色んな結果がありますけど、まずは自分たちがどういうスタイルでゲームに入っていくかというところを大事にしているんで。明日以降もそれをやると。開幕してシーズン終わるまで続けることはみんな決めているんで、またやっていきたい」
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