7月4日の午前10時半ごろ、佳子さまのお姿は東京・八王子市にある武蔵陵墓地にあった。黒い帽子と淡いグレーのロングドレスをお召しになり、昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵を参拝された。
東京都内はこの日も午前中から気温が上がり、八王子市では最高気温が30度を超える真夏日となった。佳子さまは長袖のロングドレスをお召しになっていたが、しっかりとした足取りで歩を進め、玉串を捧げて拝礼されていた。
6月4日から約2週間の日程で、外交関係樹立130周年を迎えたブラジルを公式訪問された佳子さま。ブラジルの現地では、10日間の日程で8都市を回るという過密スケジュールをこなされた。
今回の参拝は無事に帰国したことを報告するためのもので、ついにブラジルご訪問に伴う一連の行事をすべて終えられたのだ。
「本来なら6月23日に参拝が予定されていましたが、佳子さまの体調不良によって取り止めとなっていました。宮内庁によれば、佳子さまは長旅の疲れでめまいなどの症状がおありだったそうです。
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国民からも心配の声が上がるなか、佳子さまは翌24日に日本芸術院賞の受賞者らを招いた茶会に出席されました。受賞者らが囲むテーブルを愛子さまと一緒にまわり、お疲れの様子を見せることなく、朗らかな笑顔で懇談されていました。今回の参拝は、体調を整えた上で臨まれたものとお見受けします」(皇室担当記者)
また、佳子さまが参拝時にお召しになっていたロングドレスは、さまざまな“節目”を象徴する一着でもある。品位を感じさせる生地に、シンプルで洗練されたデザインが特徴だ。前出の皇室担当記者は言う。
「歴代天皇陵を参拝されるにあたって、女性皇族方は慎ましいデザインのロングドレスをお召しになっています。’19年3月に国際基督教大学(ICU)を卒業された佳子さまは、ご卒業の報告で武蔵野陵を参拝されたときも、今回と同じロングドレスをお召しでした。
さらに昨年5月のギリシャご訪問前と帰国後、そしてブラジルご訪問前にも同じ装いで武蔵陵墓地を訪問されています。今回の参拝は真夏日となりましたが、佳子さまは“ドレスコード”を守られているのでしょう。たとえお召し物が季節にそぐわなくとも、ご公務を成し遂げようという並々ならぬご決意が伝わってきました」
ご体調を崩されても、予定されていたご公務を完遂された佳子さま。そのお姿に胸を打たれた人も少なくないようで、Xやネットでは佳子さまを讃える声が上がっている。
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《参拝出来るほどに回復されたようで一安心です》
《こんな暑い中で暑そうな礼服を着て参拝されるなんて凄すぎます》
《暑い中、佳子様大変お疲れ様でした。参拝を欠かされない佳子様。皇族としてのお姿、尊いです》
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