「株主総会後に、新たな役員たちから“このままでいいのか?”という不満が噴出したと聞きました。港浩一元社長、大多亮元専務に対する法的責任を追及するだけでなく、“生まれ変わった”フジの姿勢を示すため、中居氏本人に対しても損害賠償を求めて提訴する動きが本格化しているそうです」(フジテレビ関係者)
中居正広氏(52)と元女性アナウンサー・Aさんとのトラブルにより、フジテレビは対応などを含め大きな批判を受け、番組のスポンサー離れが加速。そのため、6月25日にフジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)の株主総会で、前ファミリーマート社長の沢田貴司氏ら11人が取締役に選任された。清水賢治社長以外はすべて新任となり、刷新された経営陣となった。
また、7月6日には一連の検証番組が放送されることが同社より発表された。
《このたび、7月6日(日)10時〜11時45分に『検証 フジテレビ問題 〜反省と再生・改革〜』の放送が決まりましたので皆様にお知らせいたします。番組では、当該事案の「対応」について弊社がどこで判断を誤ったのか、またその一因にもなった組織風土はどのようなものだったのかについて、さまざまな証言をもとに検証しております。また、再生・改革の取り組みの進捗についても現場の取材を通してお伝えします》
前出のフジテレビ関係者は続ける。
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「中居氏への提訴が決まった場合はフジサンケイグループ各社でニュースとして取り上げるよう要請があったようです。早ければ来週半ばに何らかの動きがあるかもしれません」
フジテレビ企業広報部に、中居氏への提訴に関して聞いたところ、次の回答が寄せられた。
《当社として、再生・改革に向けた改善策を実行していくことによって、一日でも早く信頼回復をすることが最優先事項だと思っています。中居正広氏に対する責任追及については、外部の弁護士にも相談しながら検討していますが、裁判において中居氏の法的責任が認められる可能性、責任が認められる場合の損害額、訴訟を提起した場合のAさんへのご負担等を総合的に考慮すると、慎重に判断する必要があると考えています》
別のフジテレビ関係者は言う。
「中居さんと親しいある有名人が最近、『正直、(中居は)しんどい』と今後の雲行きを案じていました」
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中居問題は、新たな展開に入るのか――。
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