2025年F1第12戦イギリスGP ランド・ノリス(マクラーレン) 2025年F1イギリスGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはフリー走行1=2番手/フリー走行2=1番手、オスカー・ピアストリはフリー走行1=3番手/フリー走行2=4番手だった。FP2でのノリスとピアストリの差は0.470秒。ノリスは2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)に対して0.222秒差をつけている。
マクラーレンは今回、アップデートコンポーネントとして、フロアボディとリヤコーナーの変更を申告している。
FIAは、マクラーレンが、ノリスのパワーユニット(PU)に、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの今季3基目を入れ、ピアストリのパワーユニットに、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステムの今季3基目を入れたことを発表した。すべて規則で許される範囲内であるため、ペナルティは受けない。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=2番手(1分26秒915/26周)/フリー走行2=1番手(1分25秒816/26周)
「ソフトタイヤでのラップはとても良かった。けれど、今日はフェラーリが全体的に本当に速かったと思う。彼らは明日も速いだろう」
「率直に言って、僕たちにはまだやるべきことがあると思う。今日はちょっと良く見えすぎているかもしれない。いつもどおり、フェラーリはFP3で追いついてくる。先週末のオーストリアのようにね。今日の結果には満足しているが、まだ大威張りするようなことは何もない」
「それ(母国のファンの前でポールポジションを獲得すること)が僕の目標だ。そのために取り組んでいる」
「毎周スタンドを見ている。見逃せないよ。素晴らしい光景だからね。僕が見ないではいられないということは、他のドライバーたちも気になるだろうから、うまく機能しているといえるよね!」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=3番手(1分27秒042/28周)/フリー走行2=4番手(1分26秒286/27周)
「良い初日だったと思う。フェラーリは競争力がとても高そうだけど、僕たちも悪くはなかった。FP2ではソフトタイヤでのラップが少し乱れてしまった。でもポテンシャルは確かにあるし、ロングランもかなり良さそうだったよ」
「(フェラーリの速さに)少し驚いたのは確かだ。予選ランでもロングランでもね。今週末、彼らは上位争いに加わっていると思うし、どうなるか興味深い」
「僕に関しては、すべてをうまくまとめ上げることができれば、かなり高い競争力を発揮できると思う。今日はラップがうまくまとまらなかっただけの話だ。このコースのこのタイヤでは実質的に1回しかアタックできないので、2回目のアタックはタイヤを考慮すればかなり良かった方だと思う。だから落ち着いているよ」
[オートスポーツweb 2025年07月05日]