フェラーリのハミルトンがFP1最速「アップグレード導入のライバルと競えた。良い結果を夢みてもいいかも」

　2025年F1イギリスGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1＝4番手／フリー走行2＝2番手、地元のルイス・ハミルトンはフリー走行1＝1番手／フリー走行2＝3番手だった。

　今回フェラーリは、アップデートコンポーネントの申告を行っていない。なお、FIAは、フェラーリが、ルクレールとハミルトンのパワーユニット（PU）に、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの今季4基目、エナジーストアの2基目、エキゾーストシステムの5基目を入れたことを発表した。すべて規則で許される範囲内であるため、ペナルティは受けない。

■シャルル・ルクレール（スクーデリア・フェラーリHP）フリー走行1＝4番手（1分27秒095／26周）／フリー走行2＝2番手（1分26秒038／29周）

「良い一日だった。これまでのところ、僕たちはかなりの強さを発揮しているから、ポジティブだ。それでも予選ペースをさらに向上させる必要があると思っている」

「今のところ、今回もマクラーレンが倒すべき相手であるのは間違いないと思うが、僕は自分たちのレースペースに満足している」

「最近は週末の中でマシンを大きく変更して、さらなる予選ペースを見つけるための方法を探っている」

「今のところその方法は見つけられていない。ただ、レースに関しては今の自分たちの状況に本当に満足している。レースではとても強力だからね。でも、予選では一歩前進する必要がある」

■ルイス・ハミルトン（スクーデリア・フェラーリHP）フリー走行1＝1番手（1分26秒892／26周）／フリー走行2＝3番手（1分26秒117／29周）

「本当に良い一日だった。観客の様子を見ると、最高の気分になる。ここシルバーストンでフェラーリに乗ってコースに出るというのは、本当に素晴らしい体験だ」

「マクラーレンとレッドブルがアップグレードを投入してきた。彼らが一歩前進したにもかかわらず、僕たちがトップ争いに加わることができたのは、とてもポジティブなことだ」

「強力な週末を送れると夢みてもいいのではないかと感じている。もちろん、正しく実行し、すべてをうまくまとめて最大限に引き出すことはまた別の話だ。最良の結果をつかむために、できる限りの準備を整えるつもりだよ」

「このマシンで走ることにおいて進歩しつつあり、そのためには何が必要かの理解が深まり、以前よりもはるかに快適に感じている」

「FP2までは、必要な状態に到達しておらず、少し苦しんでいた。でも、次のセッションに向けてどのような変更が必要かは分かっている」

[オートスポーツweb 2025年07月05日]