高橋洋一氏が財務省批判 国の税収想定より上振れは予測できた「わざと緊縮財政に仕向けている」

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2025年07月05日 16:06  日刊スポーツ

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元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が5日、ABCテレビの生情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)にリモート出演した。番組では2024年度の国の一般会計税収が75兆2320億円になり、5年連続で過去最高を更新したと発表したことを取り上げた。


消費税や法人税の税収が伸び、税収が想定より上振れした。24年度税収は昨年11月の補正予算編成時に73兆4350億円と見込んでいたが、1兆7970億円上振れした。物価高などの影響を受ける消費税収は過去最高となった。


上振れについて、高橋氏は、前年税収が分かれば、正確に税収は予想できるとし、税収のデータは毎日、財務省の入っているので予測は簡単なはずと主張した。上振れは「わざと当初予算税収を発表し緊縮財政に仕向けている」と批判した。


番組では24年11月、補正予算で、高橋氏が「75・2兆円」と計算したのに対し、財務省が「73・4兆円」としたことを紹介した。


高橋氏は「(財務省は)分かりながらやってるんですよ」と指摘。MC東野幸治が「分かってるけど、常に低め低め(に発表している)ってこと?」と確認すると、「そうそう、これをいつもやってるの」と明かした。

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