吉本興業13つ目の常設劇場が六本木にオープン　俳優座改装で芸人絶賛「神劇場です」

お笑いコンビ、空気階段らが5日、東京・六本木で同日からオープンした新劇場「YOSHIMOTO　ROPPONGI　THEATER」のこけら落とし公演に出演した。

俳優座劇場をリニューアルし、吉本興業13つ目の常設劇場としてオープン。初のコント専用劇場となる。キングオブコント2021王者でもある空気階段の水川かたまり（34）は「漫才師は入れません！」と宣言して笑わせた。相方の鈴木もぐら（38）は喫煙所が個室でエアコンがきいていることを絶賛。「夏は涼しく、冬は暖かいということで。神劇場です」と笑顔で語った。

質疑応答で漫才とコントのどちらか上かを聞かれた、ななまがりの初瀬悠太（39）は、ピンでのおなじみネタ「言い切る男」に合わせ「言い切りましょう！コント！！」と叫び、芸人たちから拍手を浴びた。ライスの関町知弘（42）は初バイトの地が六本木といい「僕以外全員が外国人のファストフード店で。ここは日本なのかってぐらいいじめられました。明らかなすごい悪口を言われていて」と語って笑いを誘い「感慨深いです。楽しい劇場ですし、伝説になると思います」と力を込めた。

コロコロチキチキペッパーズのナダル（40）も「最高の劇場です。六本木を新たな拠点にしたい」と意気込んだ。相方の西野創人（33）も「声も響きますし、お客さんの笑い声の返りもある。スタッフさんも小道具とかをめちゃくちゃテキパキと用意してくれて、全部が良かったです。新たな客層の方とかも取り込めるんじゃないでしょうか」と振り返っていた。