演歌歌手坂本冬美(58)が5日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時=関西ローカル)に出演。熱心な女性ファンから贈られたプレゼントの顛末(てんまつ)について語った。
坂本には普段から、熱心なファンからの一風変わったプレゼントが届くことも多く、「ファンの方が、たとえばお見合い写真を送ってきたり、マンションの鍵を送ってくださったり、婚姻届にちゃんと署名押印して送ってくださったり…」と明かした。
その中で、「大阪の新歌舞伎座に出ている時に…花道のところを通った時に、女性のファンの方が『冬美ちゃん!』って、指輪をくださった。高価な指輪を。『これ!』って、自分がつけてはったのを…。『こんな高価なもの、いただけません』って(断っても)、『いいからもらって! 私の気持ち』って…」と、押し付けられるようにして指輪を贈られた。
「楽屋に戻って、えらいこっちゃ、こんな高いもん。これは、どうしよう? お返しするにも、帰らはったし…」と途方に暮れたという。
ところがその翌日、指輪を渡した女性が血相を変えて楽屋を訪ねてくると、「ほんまに申し訳ないですけど、あれ、返してください。実はあれ、主人からもらった大事な指輪なんです」と坂本に指輪を返却するよう頼み込んだ。
|
|
女性は「換えてください」と、プレゼント用の別の指輪を持参していたが、坂本は「『いや、これも、もう結構ですから。もう、お気持ちだけいただいておきます』って言って、お帰りいただきました」と苦笑い。
話を聞いた明石家さんま(70)は、「(坂本と会ったことに)興奮して、なんかあげるもんないかなって、こう(指輪を手渡し)したんだ。すごっ!」と大笑いしていた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。