
毎日暑い日が続きますが、こんなときに食べるスイカは本当に美味ですよね。近年では、核家族化や持ち帰りにも便利なことなどから一口サイズにカットされた状態での販売も増えているそう。農家直伝レシピを紹介している農協「あたらしい日日」公式アカウント(@nichinichi_web)では、「旬の食材をもっとおいしく食べるヒント」として、カットされたスイカでも、より甘くておいしいものを選ぶ方法を掲載しています。
カットスイカの選び方の3つのポイント
投稿によると、甘くておいしいカットスイカを見分けるには、3つのポイントがあるといいます。
【ポイント1】皮の境目
白い皮と赤い実の境目がはっきりとしているものが、完熟している証拠とのこと。なるべく境目がくっきりしているものがいいそうです。
【ポイント2】種の色
種の数が「多い・少ない」よりも、大切なのはその「色」とのことです。黒い種が多いスイカは完熟のサイン!白い種が多いものはまだ未成熟な可能性があり、避けるのがおすすめだそう。
【ポイント3】ヒビが入っているかいないか
意外なポイントとして、完熟したスイカは実が割れやすくなるため、ヒビが入っているものほど甘い証拠だそうです。「ちょっとしたヒビ」が入っているくらいが、完璧の甘さのサインとのことです。熟しすぎて柔らかくなったものは避けた方がいいものの、そうでないのなら敬遠する必要はないとのこと。
実際に食べ比べたところ、ヒビ割れていないものはシャクシャクとした食感が楽しめ、ヒビ割れているものは甘さが濃厚に感じられたといい、好みによって選び方を変えるのも良いですねと、コメントしています。
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スイカはフルーツなの?野菜なの?
スイカは夏の代表的なフルーツといわれていますが、園芸学的にはキュウリと同じウリ科の「野菜」に分類されているとか。とはいえ、果物のように食べられるため「果実的野菜」と呼ばれているそうです。「農林水産省の統計」では「野菜」に、「総務省の家計調査」や「文部科学省の日本食品標準成分表」では「果実類」に分類されているそうで、スイカがフルーツなのか野菜なのかといったところは見解が分かれているのが現状といいます。
スイカは約90%が水分で、暑い季節の水分補給にぴったりとのこと。今回の見分け方を参考に、お好みのスイカを見つけてみてくださいと伝えています。
▽出典
・「あたらしい日日」公式インスタグラムアカウント
「カットすいか あま〜いのを選ぶポイントは皮・種・ヒビ⁉」
・独立行政法人 農畜産業振興機構「すいかの需給動向」