噴火が続く霧島連山の新燃岳では火砕流が発生したとみられていて、専門家は「今後、より規模の大きな噴火が起こる可能性もある」と話しています。
【写真を見る】「火山弾が火口から3キロ以上飛ぶ可能性も」 霧島連山・新燃岳で火砕流か 専門家は… 鹿児島
鹿児島大学 井村隆介 准教授
「表面の温度が50度以上とみられるので、噴煙自体もかなり温度があった状態。『火砕』が流れたと考えてもらっていい」
鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳では先月27日から噴火が続いていて、火山地質学が専門の鹿児島大学の井村隆介准教授は「きのう火砕流が火口から山肌を流れ下る様子が確認された」としたうえで、「今後、噴石が警戒範囲の火口から3キロを超えて飛ぶ噴火の可能性もある」と話しています。
鹿児島大学 井村隆介 准教授
「5、6、10キロと火山弾が飛ぶような噴火になることを心配している」
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新燃岳の噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中です。
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