廃棄CDを日用品に=全量再生目指す―ブックオフ

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2025年07月07日 15:01  時事通信社

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時事通信社

廃棄CDやDVDが原料の日用品=5月、相模原市
 中古品買い取り大手のブックオフグループホールディングスは、これまで廃棄していたCDやDVDをプラスチック製の日用品に再生する取り組みを強化する。全国のブックオフ約800店舗で売れ残って廃棄に回すディスクやケースは年間1700トン。この一部を原料とした再生プラで収納かごなどを生産し、1月に販売を始めた。今後、品ぞろえを広げて販売量を増やし、将来は全量リサイクルを目指す。

 ディスクの粉砕や洗浄、加工など生産工程ごとに企業へ委託。現在は収納かごやスマートフォンスタンド、名刺入れといった再生プラ商品をブックオフの一部店舗の他、社会課題の解決につながる商品を扱うショップで販売している。メーカー向けにポリプロピレンなどの再生樹脂そのものも取り扱う。

 今後は再生プラ商品を店舗で買い取り、再利用する方針。担当者は「プラスチックをなくすのではなく、あるものを循環させることで環境について考えるきっかけになれば」と話している。 

このニュースに関するつぶやき

  • 中古CDに明け暮れた頃は、処分量も相当でした。でも今は、ネットで音楽ダウンロードするので、処分CDって徐々に減っていくのでは? ダウンロードして、アルバム通して好きな作品はCD手に入れて永久保存版。
    • イイネ!2
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