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1952年に熊本県で起きた殺人事件でハンセン病とされた男性が隔離施設内の「特別法廷」で裁かれて死刑になった「菊池事件」の第4次再審請求で、熊本地裁(中田幹人裁判長)は7日、再審開始の可否を2026年1月末までに決定すると検察側と弁護団に伝えた。
地裁での裁判所、検察との3者協議後、弁護団が明らかにした。特別法廷を憲法違反とする熊本地裁の判決は確定しており、弁護団は憲法違反の裁判手続きは再審開始の理由になるなどと主張している。弁護団によると、この日で再審請求は協議を終えた。【野呂賢治】
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