「宮崎駿イメージボード全集」第4弾は“幻の作品”だらけの「ナウシカ前史」

「宮崎駿イメージボード全集4 ナウシカ前史」が、岩波書店から明日7月8日に発売される。

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「宮崎駿イメージボード全集」は、宮崎駿が描いたイメージボードやストーリーボードを、スタジオジブリが集められるかぎりすべて集めて収録する画集シリーズ。これまでに、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」を特集した画集が発売されている。

第4弾「宮崎駿イメージボード全集4 ナウシカ前史」に収録されるのは、「ルパン三世 カリオストロの城」以降なかなか映画を監督する機会に恵まれなかった宮崎が、「ロルフ」「グールの王女ナウシカ」「土竜とクシャナ」「戦国魔城」「風使いの娘ヤラ」と呼ばれるオリジナル企画を構想していた時期の絵。アニメ化されることはなかった“幻の作品”のイメージボード全188点を収める。そのうち58点は初公開だ。

なお、次巻「5 紅の豚」は12月に発売。続く「6 耳をすませば　On Your Mark」は、2026年初夏に発売を予定している。