ラグビー日本代表(世界ランク12位)は12日午後2時50分、ノエビアスタジアム神戸でウェールズ代表(同14位)との「リポビタンDチャレンジカップ2025」に臨む。
7日は、オンラインでSO中楠一期(25=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が取材に対応。「同じ相手と2回、試合をするのは難しい」と気を引き締めた。
5日の1戦目は24−19で勝利。12年ぶりに強敵を撃破した。自身はFB松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)の負傷を受けて、前半19分に緊急の途中出場。直後にイエローカードを受けたが、後半19分にトライを挙げるなど活躍し、初キャップで白星を挙げた。
所属ではシーズンを通して司令塔を務めた。2日前は本職ではない位置での出場となったが「100%の準備をしていた。特に慌てたりしなかった」と振り返る。この日、松永の代表離脱が発表され、1枠が空いた。「来週も15番でも準備をする」と見据えた。
相手はテストマッチ18連敗中。23年10月のW杯フランス大会準々決勝から白星をつかめていない。「必死に食ってかかってくると分かっている」と冷静。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチら指導陣からは、2戦目に向けても「今までとは違う準備になる。普通のスケジュールではない」と伝えられているという。ただ「プランは間違っていない。経験あるコーチを100%信じている」と信頼を寄せ、「アジャストして体も頭も準備していく」と誓った。
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