安元洋貴、斉藤壮馬、とろサーモン村田、中山功太が参戦! アニメ映画『ホウセンカ』10.10公開&本予告解禁

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2025年07月07日 21:10  クランクイン!

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映画『ホウセンカ』メインビジュアル (C)此元和津也/ホウセンカ製作委員会
 小林薫と戸塚純貴がダブル主演を務めるアニメ映画『ホウセンカ』の公開日が、10月10日に決定。本作のメインビジュアル、本予告、場面写真が一挙解禁。追加キャストとして、安元洋貴、斉藤壮馬、村田秀亮(とろサーモン)、中山功太が発表された。

【動画】OPテーマはcero の「Moving Still Life」 アニメ映画『ホウセンカ』本予告

 本作は、テレビアニメ『オッドタクシー』のクリエイタータッグ・木下麦(監督・キャラクターデザイン)×此元和津也(原作・脚本)と、『映画大好きポンポさん』『夏へのトンネル、さよならの出口』の制作スタジオ・CLAPによるオリジナルアニメ映画。

 ダブル主演として、主人公のヤクザの男・阿久津実(あくつ・みのる)の過去と現在をそれぞれ演じるのは、小林薫と戸塚純貴。阿久津のパートナー・永田那奈の声を務めるのは、満島ひかりと宮崎美子。謎に包まれた、言葉を話すホウセンカの声を務めるのはピエール瀧。

 さらに今回追加キャストとして、安元洋貴が阿久津の兄貴分・堤を、斉藤壮馬が阿久津の後輩・若松を演じることが明らかに。お笑い界からも、独特の間と演技力で異彩を放つ村田秀亮(とろサーモン)が阿久津の子分・林田を、「R‐1ぐらんぷり2009」王者であり、鋭い観察眼と台詞回しが光る中山功太が阿久津の子分・小西の声を務めることが発表され、コメントが到着した。

 メインビジュアルは、縁側に並んで座り、夏の夜空を彩る花火を見上げる阿久津と那奈の姿だ。背後の窓には鮮やかな花火が映り、反対側からホウセンカが2人を見つめるという印象的な一枚となっている。

 本予告は、刑務所で孤独に死を迎えようとしていたヤクザの阿久津に、一輪のホウセンカが話しかけるシーンから始まり、「お前たちが来た日のこと、よく覚えてるぜ」というホウセンカの言葉の後、オープニングテーマであるceroの「Moving Still Life」が重なり、阿久津の過去が振り返られる。かつて阿久津と共に暮らしていた那奈と、その息子・健介との穏やかな日々がよみがえる一方、同じ組に属していた堤や若松が登場する緊張感あふれる場面も。男が人生を懸けた“大逆転”とは何か―。

 全編を通してceroの音楽で彩られる本作。ceroの3人からもコメントが到着した。

 また、オリジナルサウンドトラック『ホウセンカ Original Soundtrack』が10月8日に発売されることが決定。ceroの高城晶平、荒内佑、橋本翼が手掛けた『ホウセンカ』を彩る珠玉の音楽集。オープニングテーマ「Moving Still Life」を含む全13曲収録予定。

 さらに、7月11日よりムビチケを発売。特典は、月明かりの中にひっそりと佇むホウセンカと、太陽の下で伸び伸びと咲くホウセンカが対象的に描かれている、オリジナルステッカー2種セット。

 アニメ映画『ホウセンカ』は、10月10日公開。

 追加キャスト、音楽を担当するceroのコメント全文は以下の通り。

※高城晶平の「高」は「はしごだか」が正式表記。

<コメント全文>

■安元洋貴

 「不思議」、の一言では片付けられません。真剣に向き合う、愛を持つ。それ自身はシンプルなはずなのに、そこに深く絡んでいく「不思議」のエッセンス。是非劇場でご覧ください。どのキャラが、というよりトータルでの熱を感じていただきたいです。

■斉藤壮馬

 ふたたび木下監督×此元さんの世界にキャストとして関わることができ、これ以上なく幸せです。静謐で、繊細で、それでいて深い余韻をもたらす物語。皆さまの心にそっと沁み入ってくれることを願います。

■村田秀亮(とろサーモン)

 阿久津の不起用さと哀愁がゆっくりと心に染み込んでくる…気づけば阿久津の人生が自分に転写した錯覚に陥り異様な感情でしみじみと泣けてきました。どんな人生であれ、最後はどう或れたかだと思う。こんなにも好きな作品の一つになれた事が本当に幸せです。

■中山功太

 普段アニメ作品は観ないのですが「オッドタクシー」を視聴した時、面白過ぎてひっくり返りました。声優を務めた芸人さんに心底嫉妬しました。ですから、この度「ホウセンカ」に関われて本当に幸せです。駄声ですがご容赦下さい。

■cero

・高城晶平

 我々人間とは違った知性を持つ植物たちを、最近では「プランタサピエンス」と呼ぶ向きもあるらしい。僕はそのことを本で知ったのだが、森やビオトープにおける植物同士の社会づくりや相互扶助の作法には、確かに知性と呼ぶほかないような何かがあると思う。そんな興味を抱いた矢先、この映画の話が舞い込んだ。ワクワクしながらシナリオを読むと、想像とはだいぶ違う「知性」を備えたホウセンカが登場し、思わず笑ってしまった。同じサピエンスを持つ者として、いつかは友達になれるかも。

・荒内佑

 夏のアパートの網戸、蚊取り線香。ブラウン管テレビ。夜風に揺れるカーテン。夕方の台所、時計の針。雑居ビルの事務所、白い蛍光灯。空の青さ、雲の動き。ハイブリッド自動車の音。

 物語を包み込む繊細な描写は、阿久津が生きた日々に寄り添い、静かに祝福しているように感じます。劇伴も同じような存在でありたいと願いながら制作しました。

・橋本翼

 私にとって初めての劇伴の経験となりましたが、作品の情景に導かれるような感覚で音を当てていきました。大きな機械の中の歯車のひとつのような気持ちで手探りな部分はありましたが、完成した作品を拝見したときに点と点がつながるような思いを初めて感じさせてもらい新鮮な体験となりました。

 様々な境遇にある人たちに、この作品全体や、作中のどこか一部分が響いて、何かに伝播していったら社会はどんな風になるのだろうと当てもなく想像しました。

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