陸上世界選手権東京大会(9月13〜21日)の一部内定選手が7日、都内で会見に出席し、男子の泉谷駿介(25=住友電工)がハードルと走り幅跳びとの二刀流継続に言及した。
日本選手権では110メートル障害で2年ぶり4度目の優勝を収め、4大会連続の代表に内定。前回の23年大会では日本人過去最高の5位となっており「ホッとしている。日本選手権よりも、もっと盛り上がる世界陸上を想像したら楽しみ。今まで良かったことも悪かったことも、東京世界陸上までの過程だったと言えるように頑張りたい」と意気込んだ。
神奈川・武相高校時代に八種競技で全国高校総体(インターハイ)を制した実績もあり、今季は走り幅跳びにも挑戦。ただ、日本選手権ではハードルを3レースこなした影響で右脚を痛めたため、最終日の走り幅跳びは欠場した。今は「順調に治ってきている」と明かし、今後については「まずはハードルで内定しているので、ハードルをメインに練習する。幅跳びは脚の状態もあるので、今後の予定は未定」とした。
この日は七夕とあり、会見では短冊に願いをしたためる場面もあった。泉谷は「足健康」とつづり「今回のようにはならないようにしたい。世界陸上ではしっかり健康で頑張りたい。結局一番大事かな」と笑みを浮かべた。【藤塚大輔】
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