TVアニメ「鬼人幻燈抄」幕末編のキービジュアル (c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会TVアニメ「鬼人幻燈抄」第14話をもって開幕する「幕末編」のキービジュアルが到着。「幕末編」から登場する新キャラクターとそのキャスト、音楽情報も公開された。
【大きな画像をもっと見る】「幕末編」のビジュアルには、夜来を構える甚夜と、その後ろに赤い眼に大きな1本角の鬼が描かれた。家督を譲り隠居した武士・畠山泰秀役は関俊彦、畠山の配下・土浦役は松田健一郎、同じく畠山の配下・岡田貴一役は中井和哉が務める。新たなオープニングテーマは[Alexandros]の「Ash」。エンディングテーマにはFAKE TYPE.の「円鈴」が使用される。第14話は7月14日より順次放送予定だ。
7月13日より20時ABEMAでは、甚夜役の八代拓とおふう役の茅野愛衣が出演する特番「TVアニメ『鬼人幻燈抄』振り返り特番」を配信。当日、最新話までの一挙振り返り配信も行われる。
「鬼人幻燈抄」は刀を振るう意味を問い続けながら、170年という途方もない時間を旅する鬼人の姿を描く和風大河ファンタジー。12月24日に全24話を収めたBlu-ray BOXが発売される。特典のブックレットには原作者・中西モトオによる書き下ろし小説を収録。パッケージには、原作カバーのを手がけるTamakiの描き下ろしイラストが用いられる。
■ 関俊彦(畠山泰秀役)コメント
甚夜たちが生きている〈武士〉が無用になりつつある〈幕末〉に生きながら、今自分たちが直面しているその無情なる時代の流れに抗おうと〈武士〉としての存在の爪跡を残したいと、最後まで抵抗を続ける畠山泰秀でしたが…〈歴史〉は、畠山のみならず、甚夜を含めた全ての人々を呑み込んで時を超えていってしまいます。なかなか他には見られない、興味深い作品だと感じながら、マイクに向かっていました。
■ 松田健一郎(土浦役)コメント
強い想いや信念を持っているが故に、悲劇に見舞われ運命に巻き込まれていく…。
しかし、そんな不条理に抗う甚夜たち登場人物たちの姿に希望を感じる…そこがこの作品の魅力かと思います。
土浦もそんな登場人物のひとり。
その姿に似合わず何処か脆さを感じる男ですね。
脆さゆえに信念にすがっているというか…。
彼自身の生い立ちや過去に依るところが大きいわけですが。
そんな土浦の心の奥底にある想いや運命への抗いを感じていただければ幸いです。
■ 中井和哉(岡田貴一役)コメント
岡田が語る剣の意味が、切り結んでいる相手の甚夜にしっかり刺さるように意識しました。
狂信的にも思える考えではあるのですが、ただ強くて荒々しいだけではない、剣客としての完成度の高さがうかがえる語りができていればと思います。
喋っていて気持ち良い、古風な言い回しを楽しみながら演じられました。
■ [Alexandros](第2クールオープニングテーマ担当)コメント
またひとつ好きなアニメが増えました。
そんな作品の主題歌を作ることができて光栄です。
どんな曲にするか試行錯誤しましたが最終的にバンドがやりたい音とマッチすることができてよかったです。
オープニング楽しみだー。
川上洋平 [Alexandros]
■ FAKE TYPE.(第2クールエンディングテーマ担当)コメント
円鈴は鬼人幻燈抄の物語の序盤を基に、甚太と鈴音の繋がりや原作の世界観を僕らなりに解釈し、普段のFAKE TYPE.とは少し毛色の違う音と言葉で彩ることを意識して制作しました。
いつもと違う雰囲気の中にも僕ら特有の色が出ているかと思うので、アニメと共に本楽曲もチェックしてくれたら嬉しいです。
FAKE TYPE.としてアニメのエンディングを担当することは初めてなので、放送されるのが今から楽しみです。