嘘でしょ…「派遣切りしません」宣言の翌月には派遣切り 「社員を駒のように扱う」同族経営の実態

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2025年07月08日 06:10  キャリコネニュース

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企業の都合に社員が振り回されることは珍しくない。特に経営者の声が絶対的な同族経営の会社では、理不尽な辞令でもまかり通ることがあるようだ。大阪府の40代男性(年収600万円)は、以前勤めていた会社に絶望したエピソードを赤裸々に綴った。

新工場の設立に伴って「急な人事異動が繰り返されていた」ときだった。男性は、昼に職場にやって来た上司から、突然こう告げられた。

「明日から新工場に行ってくれ」

いくらなんでも異動の通達が前日の昼というのは急すぎだ。男性はこれを「社員を駒のように扱う」と批判的に書いている。(文:長田コウ)

「派遣切りはしません」と言ったのに…

他にも、遠距離通勤をしていた男性に対し、嫌がらせともとれる行為をされたという。

「(帰りの始発がない)電車の少ない時間帯に夜勤やらされた」

会社の理不尽さはこれにとどまらない。

「『派遣切りはしません』と言いながら翌月には普通に派遣切りしてた」

その場しのぎの嘘でいい顔をしておいて、実際には従業員を都合よく振り回す会社だったのだ。一方、身内には「とことん甘い」経営体質だったようで、「典型的な同族経営だった」と嫌悪感をあらわにして振り返った。

キャリコネニュースでは「社会人になって絶望したこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/17IWLU9V

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