ル・マン初出場時の特別リバリーでIMSA地元戦出場へ。AWAのコルベット、カナダ国旗カラー再び

　IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するAWAは、カナダ・オンタリオ州に位置するカナディアン・タイヤ・モータースポーツ・パークで7月11〜13日に開催される『シボレー・グランプリ』に、愛国心を象徴する赤いカラーリングを施したシボレー・コルベットZ06 GT3.Rを投入すると発表した。

　このカラーリングは先月、同チームがル・マン24時間レースデビューを果たした際に13号車に施されていたカナダ国旗のメープルリーフをメインモチーフにしたもの。カナダ籍の同チームは、IMSAにおける“ホームレース”においても、この特別リバリーをそのまま持ち込むことに決めた。

　ドライバーのオレイ・フィダーニとマット・ベルは現在、GTDクラスのポイントランキングで8位につけている。また、ブロンズドライバーであるフィダーニは、インセプション・レーシングのブレンダン・イリベと並び、ブロンズドライバーが争うボブ・エイキン・カップのランキングで首位タイに位置している。

　シーズン終了時にこの賞を獲得したドライバーは、2026年のル・マン24時間レースへの自動招待枠を受け取ることになる。フィダーニは昨年、このトロフィーを受賞した。

　AWA初のル・マン24時間レースはLMGT3クラス10位という結果に終わったが、真っ赤なカラーリングで挑む地元での一戦でリズムを取り戻すことができるだろうか。

[オートスポーツweb 2025年07月08日]