
今日8日(火)の関東は、朝から強い日差しで気温が上昇。予想最高気温は、埼玉県熊谷市37℃、前橋市36℃など、35℃以上が続出。東京都心は35℃と、2日連続の猛暑日に。11日(金)以降は、猛暑は収まるものの、湿度が高く、蒸し暑さが続く。引き続き、万全な熱中症対策を。
晴れて猛烈な暑さ 午後は山沿いで急な雷雨に注意
今日8日(火)の関東は、高気圧に覆われる見込みです。朝から強い日差しが照りつけて、日中も晴れる所が多いでしょう。ただ、昼頃から、群馬県や栃木県の山沿いなどで、局地的に雨や雷雨がありそうです。短い時間に、雷を伴ってザッと激しい雨の降る所があるでしょう。晴れていても、急に真っ黒い雲が見られたり、雷の音が聞こえたりしたら、天気の急変にご注意ください。
強い日差しで、気温がグングン上がり、午前9時半までに、最高気温が30℃を超えている所がほとんど。日中の予想最高気温は35℃以上の猛暑日の所が多く、うだるような暑さが続くでしょう。
37℃予想:群馬県伊勢崎市、栃木県佐野市、埼玉県熊谷市など。
36℃予想:前橋市、さいたま市、東京都八王子市、埼玉県秩父市など。
35℃予想:東京都心、宇都宮市、横浜市など。
東京都心は、昨日7日(月)に続いて、2日連続の猛暑日になりそうです。
気温が著しく高く、熱中症のリスクが特に高まることを示す「熱中症警戒アラート」が、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県に発表されています。東京都と神奈川県は3日連続です。屋内・屋外を問わず、のどが渇く前に、時間を決めてこまめに水分をとり、たくさん汗をかいたら、適度に塩分を補給してください。外出は、なるべく短時間にして、暑い時間帯を避け、日傘や帽子を活用しましょう。
熱中症応急処置 体を冷やすポイントは
もし、もし、めまいや立ちくらみ、頭痛、筋肉のけいれんなど、熱中症を疑う症状がみられた時は、すぐに応急処置をすることが重要です。
涼しい場所へ移動して、衣服を緩めて体を冷やしましょう。太い血管が通っている、両側の首筋やわきの下、足の付け根などを冷やすと効果的に体温を下げることができます。冷やした水のペットボトル、氷枕、保冷剤などを使ったり、皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐとよいでしょう。体全体を冷やすことが難しい場合は、腕や手のひらを冷やすことでも対策につながります。
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11日(金)以降は、猛烈な暑さは収まりそう
明日9日(水)も晴れて、猛烈な暑さが続くでしょう。最高気温は、前橋市で37℃、さいたま市や水戸市、宇都宮市で36℃、東京都心で35℃の予想です。
10日(木)は、前線の影響で、広く雨が降るでしょう。最高気温は32℃前後で、厳しい暑さが続く見込みです。
11日(金)以降は、曇りや雨の日が多くなり、猛烈な暑さは収まりそうです。最高気温は、東京都心で11日(金)と12日(土)は27℃と、30℃に届かないでしょう。ただ、湿度が高く、蒸し暑くなります。体に熱がこもらないよう、綿や麻など通気性のよい素材の衣服を選び、こまめに水分をとるなど、引き続き、熱中症にご注意ください。