『爆弾』©呉勝浩/講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会山田裕貴主演映画『爆弾』のキャラクタービジュアルが公開された。
本作は、爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行する、極上のミステリーと超ド級のアクションが織り成す究極のエンターテインメント。
先日、山田演じる交渉人・類家と、佐藤二朗演じる平凡なヴィラン・スズキタゴサクの表裏のティザービジュアルが公開された。今回新たに、爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田(伊藤沙莉)、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力(染谷将太)、類家の上司として、同じくスズキタゴサクと交渉する清宮(渡部篤郎)のビジュアルが公開。
さらに、追加キャストとして、坂東龍汰が倖田の相棒で同じく交番勤務の巡査長・矢吹、寛一郎がスズキタゴサクの見張り役を務める刑事・伊勢を演じることが発表。2人のキャラクタービジュアルも公開。
伊藤は「事件を調べる外回りのシーンがほとんどで、坂東さん演じる矢吹との掛け合いはどこかほっとするやり取りが多く、楽しかったです。ありがとうございます、って言うと自然にお辞儀してしまうんですけど、警察官は敬礼なんです。所作にも気をつけて演じました」と撮影をふり返る。
坂東は衣装について「警察の衣装を着て、伊藤さんと二人で横並びの写真を撮ってもらったんですけど、良いバディ感が出ていると思いました。着るとスイッチが入るわけではないですが、自然と背筋が伸びるので、役作りの助けになりました」とエピソードを披露。
染谷は、佐藤との共演について「憎かったですよ(笑)。やっぱり憎いなと思いました。演じていてもすごく馬鹿にされているように感じましたし、あの分量の台詞を完璧にやられている二朗さんは本当にすごかったですね」と話す。
寛一郎は「外回りで爆弾を探すチームもいますが、大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います」とコメント。
渡部は「撮影現場は、何かものすごいことをみんながやっているという意識でいたと思います。スポーツで言えば、決勝戦を戦っているような気持ち。雰囲気でいえば、最後の大事な試合を戦っている感じでした」と撮影現場での本気度を語った。
ビジュアルで注目なのは、“爆弾”の文字。それぞれどのような形で関わっていくのか、物語の緊張感を体現するような覚悟に満ちた表情が、期待を高めている。
『爆弾』は10月31日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)