「手取り増」で旋風再来期す=国民民主党・玉木雄一郎代表【党首奮戦記】

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2025年07月11日 07:31  時事通信社

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時事通信社

街頭演説を終え、聴衆に手を振る国民民主党の玉木雄一郎代表=3日、東京都港区
 8日夕、千葉県船橋市でマイクを握った。「上がった物価をカバーできるだけの所得と手取りの増加がないことが問題だ」。こう力を込めると、聴衆から大きな拍手が湧いた。参院選で改選議席を4から16に増やす目標を掲げ、躍進した昨年の衆院選の「旋風」再来を期す。

 「ネットどぶ板」と称するSNSやユーチューブでの発信が武器。衆院選ではインターネット上で若者の人気を集め、議席を4倍に増やして一躍脚光を浴びた。

 今年の春ごろまでは、報道各社の世論調査で野党第1党の立憲民主党を上回る政党支持率を誇ったが、参院選の候補擁立を巡る混乱などで批判を浴びて失速。新興政党に支持を奪われているとの指摘もある。党勢回復に向けて訴えるのは、原点である現役世代の「手取りを増やす」政策だ。

 全国各地を駆け回り、有権者からの写真撮影やサインの求めに快く応じる。移動の合間にはX(旧ツイッター)で政策解説の動画を配信。「ネットとリアルを合わせて反転攻勢を頑張りたい」と覚悟を示す。 

このニュースに関するつぶやき

  • 財源は与党(自民)が考えてという法案に賛同してしまった時点で国民民主の根底は旧民主党って感じ、仮に国民民主が政権とったとして立憲共産と言う特大カルトに飲み込まれて終わる
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