「Amazonプライム・ビデオ」では、毎月さまざまな映画やドラマ、アニメ、バラエティなどが追加されます。この記事では、7月に追加配信される「注目の邦画」3作品をご紹介します。
暑い夏だからこそ、家でゆっくり最新の配信映画を見る時間を作ってみてはいかがでしょうか。
●アマプラ「注目の最新配信作」1：35年目のラブレター
『35年目のラブレター』は、最愛の妻にラブレターを書くため文字の勉強に奮闘する夫と、彼を長年支え続けた妻の人生をつづったヒューマンドラマです。笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんが夫婦役を演じています。2003年に朝日新聞で紹介されると、創作落語にもなるなど話題を集めた実話をもとにした映画です。
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戦時中に生まれて十分な教育を受けることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、いつも彼のそばで支える最愛の妻・皎子（きょうこ）。読み書きができないことを知った後も、献身的に支えてくれる皎子に対して、感謝の手紙を書きたいと思った保は、定年退職を機に夜間中学に通い始めます。
夫婦の若い時代を演じたのは重岡大毅さんと、上白石萌音さん。現代パートと過去パートともに温かい雰囲気が漂い、相手を思いやる気持ちに涙が誘われます。
手紙を書く習慣が薄れつつある現代ですが、自分の言葉と字でつむぐ手紙の良さを改めて感じさせてくれる作品です。
●アマプラ「注目の最新配信作」2：からかい上手の高木さん
山本崇一朗さんの人気漫画を原作とする『からかい上手の高木さん』は、中学生の男女が繰り広げる淡い恋模様を描いた青春ラブストーリーです。同作のアニメ劇場版も話題を集めましたが、実写版は『愛がなんだ』『街の上で』などで知られる今泉力哉監督によって映画化されました。
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本作では永野芽郁さんと高橋文哉さんがダブル主演を務め、シリーズ累計発行部数1200万部を誇る原作の世界観をリアルに再現しています。
隣の席になった女の子・高木さんにいつもからかわれている男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうとさまざまな策を練るも、彼女に見破られていつも失敗に終わっていました。しかしある日、高木さんがある理由から引っ越すことになり、心に秘めたお互いへの思いを伝えることなく2人は離ればなれになってしまいます。
そして10年が過ぎたある日、母校で体育教師として奮闘する西片の前に、高木さんが教育実習生として現れて……。原作から10年後の設定で、大人になった高木さんと西片の新たな時間を描きます。
キャスト2人の自然体な演技と、原作の雰囲気を損なわない映像表現とともに、高木さんと西片の新しい時間軸を体験できるのが魅力です。
また、ほんの少しの勇気や言葉が2人の関係を動かす青春は、大人が見ても心温まります。青春ラブストーリーの新たな定番になりそうな一作です。
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●アマプラ「注目の最新配信作」3：山田くんとLv999の恋をする
『山田くんとLv999の恋をする』は、ましろさんによる人気WEB漫画を原作としたラブコメディ作品です。テレビアニメも人気を博し、作間龍斗さんと山下美月さん出演で実写映画化されました。
恋人から別れを告げられたばかりの大学生・木之下茜は、オンラインゲーム「Forest Of Savior（FOS）」を通じて、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田秋斗と出会います。いつもは無愛想なのに、ふとした時に無自覚な優しさを見せる山田に徐々に惹かれていき……。
一方山田は、恋愛に全く興味がないにも関わらず周りからモテる強敵。ゲームのように山田を攻略することができるのか、茜の行動と2人の恋愛模様にも注目です。
現代の若者らしいリアルな恋愛描写と、ゲームの中の細かい世界観、テンポよく進むコメディパートのバランスが見ていて心地良いです。
フレッシュな主演2人の演技が、不器用ながら真っ直ぐな恋愛にひたむきになるキャラクターとも合っています。ゲームが恋愛のきっかけになるのは、SNS世代にとって非常に共感しやすいテーマと言えそうです。
この作品は、7月11日から配信開始される予定です（2025年7月10日時点）。
●まとめ
暑過ぎて外に出たくない……と感じるような日々が続いています。熱中症に気をつけながら、この夏は家で映画鑑賞を楽しんでみるのもおすすめです。
今回紹介した3作品は、いずれも気軽に見られるエンタメ作品ながら、家族の想いに涙したり、フレッシュな恋愛に“胸キュン”したりできる作品です。ぜひ気になる作品からチェックしてみてください。
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