今月12、13日の公演を体調不良のため中止し、心配の声が上がっている歌手・五木ひろし(77)。
東京・明治座の発表によれば、慢性閉塞性肺疾患と気管支炎だと診断されたという。
五木は7月5日からデビュー60周年記念と銘打たれた『五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」をスタートさせていた。
「五木さんは数日前からせきなどの風邪の症状が訴えていたそうで、11日の同公演後に病院で検査を受けたところ白血球の数値が異常だったため、出演を取り止めました。この公演は27日まで予定されていますが、少なくとも五木さんは19日までは休演になるということです」(スポーツ紙記者)
14日からの公演は代役を立てており、当面20日のステージ復帰を目指しているという。
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’71年発売の『よこはま・たそがれ』の大ヒット以来、現在も演歌界の第一線で活躍している五木。今回の公演前に報道陣から意気込みを聞かれると、
「今年喜寿を迎えて、すぐ目の前に80歳。もうどこまでやれるか」「孫もいますから、孫が僕のことをわかるようになるまで、あと4、5年は頑張らないといけないですね」などと前向きにコメントしていた。
病名の発表により、ネット上では彼の喫煙歴にも注目が集まっている。
《五木ひろしが罹った病名からすると、彼はタバコを長年吸ってたのかな》
《この年代の男性は若い頃からよくタバコを吸っていたという人が多いんだろうな》
医療ジャーナリストはこう語る。
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「慢性閉塞性肺疾患は生活習慣病の1つで、COPDと呼ばれることもあります。たばこの煙などの有害物質を習慣的に吸い込むことにより、肺に炎症が生じる病気です。特に喫煙習慣を持つ中高年に発症するケースが多いことから、五木さんの喫煙歴にも注目が集まっているのでしょう」
少なくともかつての五木は愛煙家だったようだ。健康をテーマにしたスポーツ紙のインタビューで彼はこう語っていた。
《仕事は楽しくやること、これが大切だ。つらいと考えたらすぐにつまってしまう。何事も気の持ちようである。この20年間、ずっと吸っているけれど、たばこは僕にとって一種の精神安定剤だ。自分勝手な考え方だが、禁煙することで、かえってイライラするよりは、吸ってるほうがいい。周りからは、「たばこは吸わないほうがいい」って言われるがやめられない》(『日刊スポーツ』’ 90年12月9日付)
孫のためにも、今後はいっそう健康には留意してほしい。
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