アニメ『ちいかわ』(フジテレビ系)が2025年7月15日より新シリーズに突入する。
参考:【画像】『ちいかわ』アニメ新シリーズでの登場を期待したいキャラ
イラストレーター・ナガノによる漫画『ちいかわ』を原作とした本作。愛らしいキャラクターたちが織りなす日常がアニメとして描かれ、多くのファンに癒しを与えてきた。新シリーズでは一体どのような展開が待っているのだろうか。今回はアニメ新シリーズに期待したいポイントを、原作を元にキャラクターとストーリーの両面から考察したい。
新シリーズでは原作で活躍していながら、これまでアニメには未登場だったキャラクターの登場が期待される。その1人が古本屋だ。古本屋はアニメ登場前から多くのグッズが展開されており、作品に親しみのある方は1度は目にしたことのあるキャラクターだろう。
その名の通り古本屋を営んでおり、作中ではモブ的人物として描かれてきたキャラクター。アニメでもたびたび登場しており、その際には原作同様に姿の詳細は描かれていなかった。
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そんな古本屋が「古本屋」として描かれるようになった背景には、いつも多くの住人を困らせているモモンガが関与している。古本屋がアニメに登場する瞬間はもちろん、いつも通りわがままなモモンガが、いつもとは少し異なるキャラクターに見える本エピソードのアニメ化に期待したい。
古本屋とともに、すでにグッズ展開やスマホ向けアプリ「ちいかわぽけっと」への登場を果たしているゾウも注目のキャラクターであろう。
ちいかわが外を出歩いていたとき、草むらからいきなり現れたゾウ。ゾウと出会った一夜からちいかわは悪夢に悩まされることに……。愛らしい見た目とは裏腹に、登場時のエピソードで強烈なインパクトを残したキャラクターだ。
グッズとしてゾウ単品のぬいぐるみが発売されているほか「ちいかわぽけっと」では敵キャラクターとして登場。さらに「ちいかわパーク」ではゾウの世界を楽しめる(?)アトラクションも設けられている。ゾウも古本屋と同様に登場が期待されるキャラクターの1人である。
アニメ未登場のキャラクターとともに、ストーリー面ではちいかわ・ハチワレ・うさぎの3人が変身するエピソードにも注目したい。
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これまでのエピソードでも「なんとかバニア」や「妖精」など、さまざまな姿に変身してきた3人。新シリーズで期待されるのが、通称「パラレルワールド編」のアニメ化だ。
「パラレルワールド編」では、とあることがきっかけでいつもの日常が一変し、キャラクターたちが異なる世界で生活することとなる。日常の変化は環境だけでなく、多くの登場キャラクターの容姿にも表れる。もちろん、おなじみの3人も例外ではない。
登場キャラクターの可愛らしさ、そして少し不穏な空気が漂う「パラレルワールド編」もぬいぐるみやTシャツなど、すでに多くのグッズが展開中。長編のなかでも人気の高さが伺えるエピソードであろう。
また「ちいかわパーク」では本編に登場する「木」がアトラクションとして実現されており、来園者が実際に体験できる形で世界観が再現されている。「ちいかわパーク」の開園と合わせ、アニメで木の姿、パラレルワールドのちいかわたちを目にできる日が楽しみだ。
これまでのアニメシリーズにおいても、ときに穏やかな、ときに波乱万丈な日常を過ごしてきたちいかわたち。もっと多くのキャラクターが登場し、もっといろんなことが起こるちいかわたちを目にできそうだ。
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(文=加藤かづき)
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