のんは本作「MISS KING / ミス・キング」の配信決定に際し、「こんなにも不幸な役は演じたことがないというくらい、飛鳥は惨めな思いをし続けます」とキャラクターを紹介し、「将棋のおかげで心を開いて将棋にのめり込んでいく姿に、本当に勇気をもらえる作品になっています。生きている中で嫌な思いや、惨めな思いをすることもあると思うのですが、そういった時に「MISS KING / ミス・キング」が皆さんの力になってくれるのではないかなと思います」とコメントを寄せている。
コメント全文 ◆国見飛鳥役 のん 私自身、こんなにも不幸な役は演じたことがないというくらい、飛鳥は惨めな思いをし続けます。ですが将棋の世界に飛び込んで、自分の人生に立ち向かっていく姿が本当に力強くて、でもたまに情けなさもあったりして…。どんどん人間味が溢れていきます。私としては初めてのダークヒーロー、な気分です。その中で、いろんな敵と対峙したり、人とたくさん関わって癒しの存在を見つけたり、将棋のおかげで心を開いて将棋にのめり込んでいく姿に、本当に勇気をもらえる作品になっています。生きている中で嫌な思いや、惨めな思いをすることもあると思うのですが、そういった時に「MISS KING / ミス・キング」が皆さんの力になってくれるのではないかなと思います。ぜひご覧ください。
◆監督・脚本 山岸聖太 「女流棋士は、棋士ではない」という言葉を聞きました。女性の棋士は、いまだに存在していない。何故なのか?…と棋士の方々に取材をさせて頂く中で、そこにある大きな壁を、その世界のとてつもない厳しさを痛感しました。この作品の中でその壁に挑む国見飛鳥を演じるのは、のんさんです。わたしはのんさんに、なにかを起こしてくれそうな、全てを破壊してくれそうな、得体の知れないエネルギーを日頃に感じていまして、お会いするとついワクワクしてしまいます。主人公飛鳥にも、そのエネルギーが宿る事を願いながら、脚本を作り撮影を進めました。怒りや絶望から生まれるエネルギーが、人生を変えることもある。「MISS KING / ミス・キング」どうかご覧頂ければ幸いです。