
素材にチタン(チタニウム)を使用した腕時計は、一般的なステンレス素材と比べて軽く、金属アレルギーも起こしにくいなど、さまざまなメリットを持っています。
表面硬度が高くないため傷がつきやすい弱点がありますが、シチズンの「デュラテクト」やセイコーの「ダイヤシールド」などのようにコーティングを施すことで弱点を克服しているモデルもあります。
ここでは、ケースやバンドの素材にチタンを採用した「腕時計」のおすすめモデルをピックアップして紹介します。おすすめ商品を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
●おすすめの「チタン腕時計」:カシオ オシアナス OCW-S400-2AJF
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カシオのウォッチブランド「オシアナス(OCEANUS)」の中でも、エレガントな薄型デザインと機能性にこだわった「Manta(マンタ)」シリーズのモデルです。
マンタとして初めて3針を採用したモデルで、シルバーのケース・バンドと組み合わせて全体的なイメージはシンプルに仕上げています。
デザイン面で注目したいのは文字盤とベゼルです。ディープブルーの文字盤にさざ波をイメージしたテクスチャーを施し、オシアナスらしい“海”を感じるデザインに。ベゼルはカラー蒸着したサファイアガラスがブルーの輝きを放っています。
ザラツ研磨を施したスリムなチタンケースを採用し、見た目の高級感と軽量性を両立しています。
実売価格は約11万6000円(税込、以下同)から。
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ケースサイズ:46.5(縦)×41.3(横)×9.2(厚さ)mm
重さ:79g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、両面反射防止コーティングサファイアガラス、電波時計(MULTIBAND6)、タフソーラー、モバイルリンク
●おすすめの「チタン腕時計」:シチズン アテッサ CB0288-65L
シチズンの技術を象徴するチタニウムウォッチ「アテッサ」の世界限定2000本のモデルです。
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シチズンがブランド横断で展開するコレクション「UNITE with BLUE」のモデルでもあり、深く静かに青く輝く海を表現したという深い青の文字盤が印象的です。
この独特なブルーカラーとグラデーションは、色素による着色ではなく、構造に光が反射することで色が現れる構造色で表現されており、海面のように見る角度によって変わる色味や光の反射が魅力です。
この文字盤には再生素材が使われており、環境に配慮したプロダクトである点も見逃せません。
見るたびに表情を変えるひと味違った文字盤が魅力的な1本。シンプルな3針デザインで、構造色文字盤の美しさを思う存分堪能できます。
公式サイト価格は15万9500円です。
ケースサイズ:40.6(ケース径)×10.6(厚さ)mm
重量:89g
主な機能・特徴:日常強化防水(10気圧)、サファイアガラス(無反射コーティング)風防、光発電エコ・ドライブ、電波受信(日中米欧)、パーフェックスマルチ3000(JIS1種耐磁、衝撃検知機能、針自動補正機能、世界4エリア受信)、デュラテクトプラチナ・デュラテクトDLC(ケース)、スーパーチタニウム、フル充電時約2年可動(パワーセーブ作動時)、耐ニッケルアレルギー
●おすすめの「チタン腕時計」:スカーゲン Sundby Titanium(T233XLTMN)
北欧デンマークのウォッチブランド「スカーゲン(SKAGEN)」のモデルです。
北欧ブランドのスカーゲンらしいミニマルなデザインが特徴で、すっきりとしたシルエットに仕上がっています。シンプルですが退屈なデザインというわけではなく、ブラックカラーのチタンケースと対比となる爽やかなブルーの文字盤がデザインにアクセントをもたらしています。
約8mmの薄さとチタンケースによる軽量性も魅力的なポイントです。着けているのを忘れるような軽い装着感を得られます。
実売価格は約1万6300円から。
ケースサイズ:37(幅)×8(厚さ)mm
主な機能・特徴:生活防水(3気圧)、ミネラルガラス風防、日本製クオーツムーブメント