米GoogleでAndroidエコシステムのトップを務めるサミール・サマト氏が、7月11日付の米TechRadarのインタビュー記事で、「ChromeOSとAndroidを単一のプラットフォームに統合する予定」と語った。
インタビュー全体は、Android 16やAndroid XRについての説明が中心だったが、上記の発言がSNSなどで話題になった。記事公開後にサマト氏はXに「Androidの基盤技術をベースにChromeOSエクスペリエンスを構築することで、新たなレベルのパフォーマンスを実現し、より迅速なイテレーションを実現し、ノートパソコンとスマートフォンの連携をよりスムーズにする」とポストした。
サマト氏が言及しているように、Googleは昨年6月、ChromeOSでもAndroidで使われているLinuxカーネルを採用する計画を発表している。これにより、ChromeOSのAI機能がさらに強化され、エンジニアリングが簡素化され、Android端末とChromebookの連携が強化されると説明していた。
一部のSNSでは、ChromeOSがなくなり、ChromebookがAndroid搭載になるのではないかという懸念も投稿されているが、少なくとも現段階の計画ではChromeOSのユーザーインタフェースなどは存続するとみてよさそうだ。
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ChromeOS搭載のChromebookでは、2016年からAndroidアプリが利用できている。
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