リヴァプールは最大99億円を要求?…序列低下のエリオットにウェストハム移籍の可能性か

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2025年07月15日 11:42  サッカーキング

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リヴァプール退団の可能性が報じられているエリオット [写真]=Getty Images
 リヴァプールに所属するU−21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットにウェストハム移籍の可能性が浮上しているようだ。14日、『ガーディアン』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在22歳のエリオットは2019年夏にフルアムの下部組織からリヴァプールへ加入し、ここまで公式戦通算147試合で15ゴール20アシストをマーク。2022−23シーズンからは2年連続でプレミアリーグ30試合以上に出場するなど、先発起用の機会こそ限定的だったものの、ユルゲン・クロップ体制では重要な戦力の一人として存在感を放っていた。

 しかし、昨年夏に就任したアルネ・スロット監督の下で出場機会は激減。負傷離脱の影響もあり、昨シーズンのプレミアリーグでの起用は18試合、プレータイムの合計は360分間に留まった。現行契約は2027年6月末まで残されているものの、新シーズンはドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの加入に伴いポジション争いが激化することから、今夏の退団の可能性が囁かれている。

 報道によると、ウェストハムがエリオットの獲得に興味を示しているとのこと。ガーナ代表MFモハメド・クドゥスのトッテナム移籍により、推定5500万ポンド(約109億円)を獲得したウェストハムは攻撃的MFの補強を画策しており、エリオットを主要なターゲットに据えているという。現時点でリヴァプールとの交渉は行われていないものの、ウェストハムは準備を進めており、移籍成立に向けて楽観的な見方を示しているようだ。

 なお、『デイリーメール』はリヴァプールがエリオットの移籍金として、買い戻し条項付きで4000万ポンド(約79億円)、買い戻し条項なしで5000万ポンド(約99億円)程度を要求する可能性が高いと報じている。

 自身の去就に関して「キャリアは短いので無駄な年月は過ごしたくない。チームとクラブのためにプレーしたいし、クラブを愛している。でも、自分自身のことも考えなければならない時もある」と語ったエリオット。果たして今夏にどのような決断を下すのだろうか。

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