血液製剤1.3万本、使用不能に=冷凍庫故障で―東京都赤十字センター

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2025年07月15日 12:31  時事通信社

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時事通信社

東京都赤十字血液センター=15日、東京都新宿区
 東京都赤十字血液センターで5月、血液製剤「新鮮凍結血漿(けっしょう)」(FFP)約1万3700本が、保管していた冷凍庫の故障で輸血に使えなくなっていたことが15日、同センターへの取材で分かった。医療機関への納品に影響はなく、保管温度が高い別の血液製剤の原料に転用するとしている。

 同センターによると、江東区の同センター辰巳供給出張所で5月11日午後10時半ごろ、血液製剤を保管する冷凍庫の電源が落ちた。約4時間後に復旧したが、保管の基準温度(マイナス20度以下)を上回る時間が約2時間半続いた。

 冷凍庫の温度をコントロールする制御盤に、電圧規格の異なる端子台を誤って設置したことが原因という。

 日本赤十字社は6月10日に厚生労働省に報告。福岡資麿厚労相は15日の閣議後記者会見で「把握した事案は速やかに報告するように強く要請した」と述べた。 

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  • 血液製剤が必要になるとか絶対医療ミス発生しやすいやん
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