クラブW杯王者が見据えるのはプレミアとCL…チェルシーDFコルウィル「成し遂げる力を持っている」

　チェルシーに所属するイングランド代表DFレヴィ・コルウィルがFIFAクラブワールドカップ制覇の喜びを語った。14日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

　32チーム制、4年に一度の開催に生まれ変わったFIFAクラブワールドカップは現地時間13日に決勝戦を迎え、チェルシーがパリ・サンジェルマン（PSG）を3−0で下した。イングランド代表MFコール・パーマーが30分までに2ゴールを記録すると、43分にはポルトガル代表FWペドロ・ネトが追加点をマーク。後半に入り攻勢を強めたチャンピオンズリーグ（CL）王者の反撃をシャットアウトし、見事に“初代王者”の座を手にした。

　今大会はセンターバック（CB）の主軸として6試合中5試合に参戦し、決勝のPSG戦ではパーマーの2点目をお膳立てしたコルウィルは「開幕前に僕たちの優勝は優勝と言っていたが、周囲はまるで僕が狂っているかのような目で見ていた。プレミアリーグとCLに臨む今、まったく同じことを言いたいと思っている」と振り返りつつ、次のように言葉を続けた。

「これは僕たちが勝ち取ってきたトロフィーの中でも最大のものだ。クラブワールドカップはCLよりも大きなものになるかもしれないし、僕たちがそれを初めて勝ち取ったチームなんだ。これは大きな勝利だ。今後もトロフィーを獲得し続ければ、誰もが僕たちにふさわしい愛情を注いでくれるだろう。僕たちは準備ができているし、新シーズンにそれがわかるだろう」

　アメリカの地で栄冠に輝いたチェルシーは、大きな自信とともにエンツォ・マレスカ体制2年目のシーズンに臨む。コルウィルは「僕たちの目標はチェルシーのために最大のトロフィーを獲得することだ。間違いなくそれを成し遂げる力を持っているし、それを証明したいと思う。誰もがPSGを世界最高のチームと言っていたが、僕たちは3−0で勝利したんだ」と意気込みを示した。


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